あしなが育英会 アフリカ遺児・教育支援「1日1ドルの世界」

2012-11-30

ハーバード大研修制度を新設

 金木正夫会長特別補佐(ハーバード大学医学部准教授)が指導するハーバード大学とマケレレ大学とのエイズに関する共同研究に、本会大学奨学生も参加する計画が進みつつある。金木氏が今年7月にあしながウガンダのテラコヤを訪問した際、2009年にハーバード大の金木ラボで夏期研究実習を受けたウィリントン医師(09年当時、マケレレ大学医学部生)と一緒にスワンカンボ・マケレレ大学医学部長と会い、同医学部長からマケレレ大学医学部客員教授としてエイズやマラリアなどに関する共同研究を指導してほしいと依頼された。
 金木氏は「南アフリカやケニアには欧米の研究者が入りエイズの研究が進められてきたが、ウガンダではまだ進んでいない。エイズやマラリアの治療に活かせる研究テーマはたくさんあり、研究も新しい時代に入りつつある。また、医学の分野で日本からアフリカへ行って共同研究しているグループは少ないので、アフリカから世界の第一線で活躍する研究者を育てると同時に、日本からグローバルな共同研究を進める次世代の意欲的な研究者、医師を育てたい」と語る。
 ボストンの金木ラボで短期研修を受けた後、ハーバード大研修生としてマケレレ大で1年間エイズ患者のデータの解析を行うという金木氏の提案を、山中湖のつどいで話したところ、医学部の学生数人がさっそく研修生を希望してきた。来年度は1名を派遣する予定で、希望する学生、大学院生はあしなが育英会に連絡してほしい。(あしなが育英会会長・玉井義臣)