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心のケア かけがえのない親を亡くした遺児の心の傷を癒すために、神戸レインボーハウスで『ケア活動』と全国各地で夏休みに実施する心のケアと自助自立をめざす短期教育プログラム『奨学生のつどい』を行っています。
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 1年生で初めてのつどいに行く前は、「友だちができるかな」と不安でした。でも、初日の夜、体育館で全員でゲームをしているときに、班の仲間とうちとけることができました。
 初めて出会った人と友だちになる瞬間、地元の方言や、高校のこと、いろんなことを話していくうちに、なじんでいくのを味わえる瞬間が楽しいです。
 
 2年生になると、うちとけていない仲間に、自分から話しかけてあげるようになりました。心を開いて話し、みんなで一緒に笑いあい、みんなが楽しめるときが一番うれしいです。
 
 お父さんは、中3のときに胃ガンで亡くなりました。たった20日間の入院で亡くなったので、死んだことが実感できていません。どこかに行っているような感じがします。
 「自分を語ろう」でお父さんのことを話すと、お父さんがどこかに行ってしまいそうで、話したくない自分もいます。自分の中でシャットアウトしている気持ちもあります。でも、普段はお父さんのことを話すことはないし、この場でしか話せません。話し始めると、そのときの情景が浮かんできて、自然と言葉が出てきました。話すと気持ちがすっきりしました。仲間の話を聞いて、「私だけではない」「私よりがんばっている」と思いました。
 
 学校の友だちには、気にして言えないことも、つどいでは素直に言えます。本当の自分の気持ちをわかってくれる、受けとめてくれる安心感があります。 (香川・K.K・高3)
 つどいで一番よかったプログラムは、「自分を語ろう」とキャンプファイアーです。
 普段の生活では思いっきり泣けなかったけど、心から泣くことができて、心の中のモヤモヤみたいなものが洗われた気がします。
 
 4歳のときに父を亡くしました。父のことはあまり覚えていないけど、私のことを大切に思ってくれているんだろうなと、つどいで思えるようになりました。
 今、群馬の家族と離れて東京の寮で生活しています。1年生の1学期のころは、「家族と一緒にいたい」と思うことが多かったけど、つどいで「自分をずっと思ってくれる人がいる」と思えるようになりました。家族とのつながりは、とても大切だと思います。
 「自分だけが不幸」だなんてことはないんだと思いました。つどいの「心友」は、本当の苦しみや悲しみ、そして喜びをわかってくれる人たちです。たくさん苦しんでいる人がいて、でもみんながんばっています。みんなの気持ちを知って、たくさんの人と苦しみを分けあったことで、自分もがんばろうと思えました。父がいないことは悲しいことだけど、前向きに考えられるようになりました。
 
 つどいは、本当にたくさんのことが学べます。初めての1年生のみなさん、勇気を出して参加して! (東京・T.N・高2)
 私は今回、赤城のつどいに参加しました。やっぱり、つどいは最高でした。
 今年は2回目だったけど、つどいが近づいてくるにつれて「やっぱり行きたくないな」って思ってました。とても不安で友だちできるかなぁなんて思ってました。
 でも今は本当に参加してよかったと思ってます。つどいは、自分が素直になれる場所です。仲間と大騒ぎしたり、大笑いしたり、大泣きしたりできるし、心の底から語り合える仲間がいます。
 自分史は2回目だったけど、やっぱりつらかった。「お父さん」の言葉を口にするとしぜんに涙が流れてきてつらかったけど、みんな真剣に私の話を聞いてくれたから自分の正直な気持ちを全部吐き出すことができました。
 みんなの話を聞いていると、共感できて泣いちゃいました。それと同時に「つらいのは自分だけじゃないんだ。私よりもっとつらい人もいるんだ。負けちゃいけない。くじけちゃいけない。がんばろう」って思うことができました。
 キャンドルサービスの時は、本当に楽しかったです。涙が止まらなかった私の肩にシニアさんが手をかけてくれた時、本当にうれしくて、ますます涙が流れてしまったけど、すごく安心できた。「このまま時間が止まっちゃえばいいのに」って思いました。
 
 私はつどいに参加するようになってから、お父さんに対する気持ちが変化してきました。今までずっと「なんでお父さんは私たちを残して1人で死んじゃったんだよ」って思ってた。だけど今の私は違う。お父さんだって死にたくて死んだわけじゃないし、しかたないってわりきれるようになりました。それに、お父さんの死は決して無駄じゃないって思える自分になれました。
 だって私は、学校の友だちなんかよりずっと強く生きてると思うし、命の尊さをよくわかってるし、こうしてつどいに参加できるし、心の友「心友」がたくさんいるし…。
 これら全部、お父さんからの「贈り物」です。本当にお父さんに感謝してます。お父さんの分まで絶対幸せになります。
 
 日本だけでなく、世界中にまだまだたくさんの遺児がいるのが現実。1人でも多くの遺児の心が癒されることができるように、これから私にもできる募金活動に積極的に参加しようと思います。
 今回、本当につどいに参加できてよかったです。あしなが育英会、そしてそれを支えてくれているあしながさんに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
 「つどい最高!」
(茨城・Y.A・高2)

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