東日本大地震・津波遺児支援のあゆみ(2011年度版)

本ページでは、東日本大地震・津波遺児支援のあゆみについて、2011年度の内容を記載しています。
現在の活動の一覧や寄付の方法などは、以下のページをご覧ください。

>>支援活動一覧
>>活動内容ブログ(ボランティア募集情報)
>>ご寄付の方法
>>ご寄付についての報告

 あしなが育英会は東日本大地震・津波遺児支援として、「特別一時金」の給付を地震から2日後の3月13日に決定しました。
 そのスピードと機動性が国内外で高く評価され、世界の耳目がASHINAGAに集ましました。国内のみならず海外からのご寄付が爆発的に伸び、有名な国際会議(夏季ダボス会議や日米有識者会議など)からあしなが育英会への招へいが続きました。海外からみても「他団体の動きとは対照的に迅速な行動」と称賛をうけました。
 遺児支援に本格的に取り組むため、4月11日、仙台市に「東北事務所」を開設。翌12日から職員と遺児学生が5チームに分かれ、避難所などを訪問。ポスター掲示や対象者へ一時金の周知を図る“お知らせ活動”を展開しました。同時に岩手、宮城、福島3県の幼稚園、保育園、小学校に申請書を送付。22日には全国の中学、高校、大学にも送付しました。また、遺児の“心を癒す家”「東北レインボーハウス(仮称)」建設に向け専用口座を設けご寄付を募っています。
 「特別一時金」は、東日本大地震・津波で保護者が死亡・行方不明または重度後遺障害を負った0歳児から大学院生までを対象に給付しました。この制度は、3月14日に発表、5月と10月、2度にわたり金額を増額。10月増額時には、年齢によって差があった金額を一律150万円にしました。10月以降も多くの方々からのご寄付が続き、そのお気持ちをいち早く遺児に届けるため、12月22日、一律200万円へ3度目の増額を決定。同日、給付決定済みの1,925人に差額分を送金した。なお、ご寄付は1月23日現在で8.4万件、44億7900万円に達しました。

 津波遺児の心のケアセンター「東北レインボーハウス(仮称)」構想は、神戸レインボーハウス(虹の家)での震災遺児への心のケア、そして過去40年にわたる遺児支援事業の経験を活かし、保護者、地元地域社会の中で遺児を育む拠点として、仙台の本部と被災沿岸部(岩手県山田町または大槌町、同県陸前高田市、宮城県石巻市など)にサテライトを建設する予定です。
 本部となる仙台虹の家には、真冬でも体を動かせる体育館、地域の親子が泊まれる宿泊施設、神戸虹の家にもある「火山の部屋」などを造る予定。12年の春から、東北事務所職員として地域の方々を採用します。東北虹の家完成後、10年以内を目途に、地元の方々と協力し運営を進めていけるようにしたいと考えております。保護者の方々、学校の先生方、地元の皆さんと一緒に、未来を担う子どもたちを“あしながさん”の暖かい無償の愛で育み、あしなが育英会の経験を活かして子どもたちを支援していきます。「東北レインボーハウス建設募金」へのご寄付は1月23日現在、17.2億円/約1万件(目標35億円)。

東北事務所開所式

4月11日、仙台市若林区に東北事務所を開設しました。職員3名が常駐。(現在は4名)

あしなが支援制度お知らせチーム

4月12日~16日に岩手県沿岸部を、19日~23日に宮城県沿岸部にて実施しました。特別一時金制度の周知活動のため、避難所、小学校、中学校、高校など約800か所を訪問し、ポスター掲示などを行いました。5月2日には福島県でのあしなが支援制度お知らせ活動も実施。

ファシリテーター養成講座

ワンデイプログラム、つどい、家庭訪問などに参加するボランティア=ファシリテーターの養成講座を開催しています。5月14日15日に仙台で開催し、34名が受講しました。以後仙台、盛岡で合計4回実施し、合計で113名が受講しました。

プログラムへの参加

東北で開催したワンデイプログラムやつどい、交流会などのほか、東京・日野市でのプログラムに、のべ207世帯:子ども277名、保護者160名の方が参加してくださいました。



特別一時金申請者家庭訪問 ※77世帯を訪問

特別一時金を申請した世帯の家庭訪問を実施しています。ファシリテーターやあしなが育英会の奨学金を受けている大学生ら2~3名で訪問。子どもと一緒に遊んだり、保護者の方とお話したり、しています。主な地域として、宮城県は仙台市、名取市、東松島市、石巻市、山元町、柴田町、七ヶ浜町、塩竈市。岩手県では陸前高田市、兵庫県伊丹市でも訪問しました。


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