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北京のあしなが留学生レポート−5/15−
 中国四川省で5月12日午後2:28に大規模な地震が発生しました。中国に留学している学生として現地のレポートをさせていただきます。
 今回の地震はマグニチュード7.8、中国では近年これほどまでに大きな地震が起こっていませんでした。阪神大震災はM7.1で今回の地震は阪神の約20倍の大きさと聞きました。日本でもニュースで報道されていると思いますが、現時点で5万人の人の死亡が推計されており、これからますます死傷者の数は上昇すると思われます。新聞、テレビで立て続けに放送されるニュースの映像はいたたましいものばかりです。また今回の地震では学校や幼稚園が崩壊して、多くの子どもたちが犠牲になっています。中国の建物は日本ほど耐震工事が進んでいません。北京でも震度3が観測されましたが、被害はありませんでした。
 この地震を受けて私たちの大学(中国青年政治学院)でも学生たちが多く活動しています。オリンピックやチベット問題とここ最近、国際批判が高まれば高まるほど中国の若者たちは団結力を高めています。本日も昼には生徒たちの被災者に向けたメッセージを集めたり=写真右=、募金活動も行われていました=写真左下=。
 また昨日はキャンドルをともして追悼式が行われました。多くの学生が募金に賛同していて、この募金は後日現地に送られるそうです。日本のインターネットの書き込みを見てみると反中国感情を持つ人たちからの心無い書き込みも見られます。私はそれを見てすごく心が痛みました。命の価値も幸せに暮らす権利も世界共通なはずです。中国人であっても、日本であっても人の命をなくしてしまう悲しみは変りません。
 神戸で地震が起こったとき、世界中からたくさんの支援が集まったと聞いています。中国にいる私たち3人も今何が出来るか、何をすべきか考えています。そしてまずこの文章を書きました。私たち学生の力で‘すべてではないけど、何かを変えることは出来る’と信じています。日本ではこの地震の募金が行われると聞きました。同じ気持ちを持つ人が世界中にいること、本当に嬉しく思います。一緒にがんばりましょうね。

   中国研修生 山田優花(あしなが育英会大学奨学生・神戸「虹の心塾」塾生)
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