心のケアプログラムについて
活動レポート 2020.11.20
あしなが育英会では、親をなくした子どもを対象としたプログラムを実施しています。ほとんどのプログラムは全国に5ヶ所(神戸・東京・仙台・石巻・陸前高田)ある「レインボーハウス」で行います。プログラムは、遊びやおはなしを中心としたものや、季節に応じた交流、学習サポートなど多岐に渡ります。
遊びやおはなしを中心としたプログラムでは遊びの要素を入れたアクティビティをしながら、なくなったお父さんやお母さんへの気持ちをシェアする時間も設けています。また、子どもたちが海水浴や乗馬体験(野外体験)、クリスマスなどといった季節ごとのイベントを一緒に過ごす時間も大切にしています。
東京にあるあしながレインボーハウスでは、全国の親をなくした子どもたちを対象に宿泊を伴うプログラムを開催しており、寝食を共にしながら、学校等の日常では話せない想いを分かち合います。
レインボーハウスでは様々なプログラムを開催していますが、どのプログラムも、はじまり(自己紹介、お互いの存在を確認する時間)、まんなか(遊びたいこと、話したいことなどしたい事をする時間)、おわり(その日の感想などをシェアし、「またね」の時間)の時間を大事にしています。