「チェンジ～私のウガンダ2000日～」（本会職員著）が学校図書館協推薦図書に！

インタビュー 2018.07.10

本会職員・山田優花（奨学生OG）による体験記「チェンジ～私のウガンダ2000日～」が、公益社団法人・全国学校図書館協議会の第51回「夏休みの本」（緑陰図書）に選定された。「夏休みの本」は、長い休み中、小中高生に読書に親しんでもらうことを目的とした同会の推薦図書リスト。「チェンジ」は高校部門（８冊）に選ばれた。

▽「夏休みの本」リスト

http://www.j-sla.or.jp/pdfs/natsuyasuminohon51.pdf

「ぼく、ウガンダに帰ったら学校に行きたい。あなたが持っているその鉛筆、1本くれない？」。
「特に夢もなく、将来何をすべきかわからずにいた」あしなが奨学生が、日本で開かれた各国遺児のサマーキャンプでウガンダの少年と出会った。その後、あしながウガンダ研修を経て、本会に就職。さらに、ウガンダ事務所現地代表として５年間にわたり奮闘努力する中で、成長していく姿が綴られている。

この本には、全ての若者に向けて、「日本の枠にとらわれることなく、大きな世界を見て欲しい」「一歩を踏み出す勇気をもって欲しい」というメッセージがこめられている。一人一人が限りない可能性を秘めた、かつての山田のような女子高生（男子高生も、もちろん）のみなさんにとって、素晴らしい「チェンジ」を生み出すきっかけとなるかもしれない。この夏、ぜひ手に取ってお読みいただきたい。