【ひと】茨城での募金復活に向けて|6/4(土)水戸駅前で実施
2022年5月から12月まで、全国47都道府県をリレーでつなぎ寄付を募るあしなが学生募金 全国募金リレー。6月4日(土)には福島県と茨城県で実施されます。
実施を前に、茨城県でのあしなが学生募金の復活に向けて奮闘する、大学奨学生のひらっちさんを紹介します。
ひらっちさんは生まれも育った土浦市。土浦から毎日2時間かけて東京都内の大学に通う大学3年生です。熱工学研修者になることを目指し、機械工学を学んでいます。小学生の時に父親を自死で亡くしたひらっちさん。学費のことで悩むこともあったそうですが、あしなが奨学金のおかげで大学へ進学することができたといいます。
そんなひらっちさんは大学1年生のときに、あしなが学生募金事務局の一員になりました。これまでに高校に校内募金の実施依頼の電話掛けなどの活動をしてきました。現在は茨城ブロックのブロックマネージャーを務め、仲間たちを率いています。
茨城県でもコロナ禍のため、2019年10月を最後に、街頭募金を実施できていません。遺児たちの未来の為には街頭募金の本格復活が急務と、ひらっちさんは仲間たちとミーティングを重ね、準備を進めています。
「私は学びとは決して贅沢などではなく、自由に開かれているべきものであると思います。自らの夢・目標とお金の問題に挟まれ、悩んでいる遺児や親に障がいがある子どもたちがいます。私は遺児たちを支援するため、そして社会に声を訴えかけるため全力を尽くします茨城の皆さん、ご協力をよろしくお願いします」とひらっちさんは力強く語ってくれました。
茨城での募金は6月4日(土)の10時から18時まで、水戸駅前で実施予定です。みなさんに街頭でお会いできるのを楽しみにしています。
また、街頭以外でもご寄付を募っています。クレジットカード、銀行振込、口座引落などでご寄付が可能です。現在茨城県内では163人の遺児が奨学金を必要としています。ご寄付で遺児の進学を支えてください。よろしくお願いします。