【ひと】鳥取での街頭募金の復活に向けて

2022年5月から12月まで、全国47都道府県をリレーでつなぎ寄付を募るあしなが学生募金 全国募金リレー。第12週目となる10月15日（土）には鳥取、福岡、熊本の3県で実施されます。

今回は鳥取での街頭募金にむけて奮闘する、大学奨学生のゆーきさんを紹介します。

 

ゆーきは現在大学4年生。中1のときに父親を亡くしました。兄弟が多く、母の収入だけでは大学進学が難しかったため、大学入学と同時にあしなが奨学金を受け始めました。将来は農業関係の仕事に就くことを目指して、大学で農学を学んでいます。

 

そんなゆーきさんが初めて募金に立ったのは2019年の秋のこと。コロナ禍前に行えた最後の街頭募金でした。1年生ながら鳥取駅での募金の拠点責任者を務めたといいます。 2021年度には山陰ブロックのブロックマネージャーとなり、学校への校内募金の実施依頼の電話かけなどの活動を率いました。

 

 

 

 

鳥取県でもコロナ禍のため、2019年10月を最後に、街頭募金を実施できていません。遺児たちの未来の為には街頭募金の本格復活が急務と、ゆーきさんは仲間たちとミーティングを重ね、準備を進めています。

「お金の問題で進学ができない遺児が、あなたの身近にもいるはずです。そんな子たちのために、私たちは募金を呼びかけます。鳥取の皆さん、ご協力をよろしくお願いいたします！」とゆーきさんは意気込みます。

 

 

 

 

鳥取での募金は10月15日（土）に、鳥取駅前で実施予定です。みなさんに街頭でお会いできるのを楽しみにしています。

 

また、街頭以外でもご寄付を募っています。クレジットカード、銀行振込、口座引落などでご寄付が可能です。現在鳥取県内では32人の遺児が奨学金を必要としています。ご寄付で遺児の進学を支えてください。よろしくお願いします。