「あしながさんの応援を、がんばるエネルギーに!」アフリカ奨学生からのお手紙 ウォルターさん
アフリカ奨学生からのお手紙「バオバブの芽」#3
ウォルターさん(ウガンダ共和国)
このシリーズは、本会のアフリカ出身遺児奨学生から、日頃ご支援くだっている「あしながさん」に宛てた自筆のお手紙を紹介するものです。お手紙を書いているのは、100年構想生、ウガンダやセネガルからの高校奨学生など、アフリカの未来を担い、日本とアフリカの架け橋になりえる有望な若者たちです。
あしながさんへ
私の名前はイキ-・ウォルター、ウガンダ出身で日本の東海大学の機械工学専攻の3年生です。コロナ禍の最中ではありますが、日々の生活や大学での勉強は、順調に行っています。
私の夢は、特に(母国ウガンダでの)農産物の付加価値を高めること、また、廃棄物処理に関する技術開発を支援することです。
あしながさんの100年構想事業(AAI)へのあたたかいご支援に、とても感謝しています。あしながさんがこの事業を応援してくださっているのは、私たち100年構想奨学生を信じてくださっているということだと私は思っています。あしながさんからの信頼や励ましの言葉は、私たちが自信をもって頑張るためのエネルギーになっています。
私たちは、サブサハラ・アフリカ地域にポジティブな変化をもたらすリーダーになって、AAIの使命を果たすことができるよう、常にベストを尽くします。ありがとうございます。
イキ-・ウォルター
【ウガンダ共和国について】
人口:4,427万人(日本の約1/3)
面積:24.1万平方キロメートル(ほぼ本州と同じ大きさ)
公用語:英語、ガンダ語など
ウガンダは、アフリカにおける「あしなが運動」の起点です。首都カンパラ市から車で約1時間半の場所にあるナンサナ市に、あしながウガンダレインボーハウスとあしながウガンダ心塾があり、20年以上、地域に根ざした支援活動に取り組んできました。サブサハラ・アフリカの中でも特に縁深いウガンダでは、多くの本会職員が活躍しています。
アフリカ出身遺児奨学生の中には、本会の支援で留学するまで生まれ育った地域から出たことがなく、今日一日をどう生きるかというような厳しい暮らしをしていた学生も多くいます。そんな彼らが今、日本の安全な教育環境で集中して勉強し、多くの機会に挑戦できるのは、皆様のご支援のおかげです。どうぞこれからもアフリカ遺児たちのがんばりを応援してください。
アフリカ事業について
◆あしながアフリカ遺児高等教育支援100年構想