なでしこジャパン、ノックアウトステージ進出!
本会アフリカ遺児支援活動の応援団「賢人達人会」メンバー・高倉麻子監督が率いる女子サッカー「なでしこジャパン」は、東京オリンピック第3戦でチリを破り予選リーグを突破、見事、ノックアウトステージ(決勝トーナメント)に進むことができました。
ギリギリの状況下、宮城スタジアムでみせてくれた「なでしこジャパン」の不屈の精神力、底力は、東北の津波遺児らに大きな希望と勇気をあたえてくれました。東日本大震災翌年のチャリティーマッチ開催にご協力いただいた高倉監督からは、再び、津波遺児への熱いエールをいただいた思いです。
今回の五輪代表チームは、若い選手が多く、前回や前々回大会と比較すると世代交代が進んでいます。若手中心のチームとなった彼女らが予選リーグで見せてくれたのは、“みんなで戦うチーム力”でした。 一人ひとりが1点を取るために、ゴールを守るために、よく走り互いにカバーし合うプレーが印象的でした。置かれた状況がどんなものであれ、目の前の役割を一つひとつ着実にこなして闘う姿勢に胸を打たれた方も多いのではないでしょうか。
これまでの予選リーグは過密日程で行われ、選手にとっては厳しい状況が続きました。チームを率いる高倉監督は、一試合ごとにスターティングメンバーを5人変えるなど、チャレンジングな采配もされてきました。オリンピックという大舞台でも多くの選手にチャンスを与えながら、チーム一丸となって戦い抜く姿勢は、人を育てることを使命とする本会にも多くの示唆を与えてくれています。 次戦ノックアウトステージの第1戦は、30日(金) 19:00~強豪スウェーデンを相手に行われます。埼玉スタジアムで行われるため、無観客試合となりますが、本会は全国の遺児、奨学生とともに全力で応援します!
頑張れ、なでしこジャパン!!
(写真は本会本部で談笑する高倉監督と玉井会長)