【現地レポート】宮崎で3年ぶりの街頭募金を実施しました

5月から12月まで、全国47都道府県を繋いで寄付を募る「あしなが学生募金 全国募金リレー」。10月8日（土）には宮崎県と大分県、広島県で街頭募金が行われました。本記事では宮崎での募金の様子を報告します。 

 

 

心地よい秋風が吹く募金日和となった10月8日、3年ぶりに宮崎の街に学生の呼びかけが響き渡りました。

当日は学生募金事務局のメンバー1人と本会大学奨学生11人に加えて、かつて学生募金事務局のメンバーとして活躍していた4人の卒業生も参加してくれました。熱のこもった呼びかけに多くの人たちが足を止め、募金箱に手を伸ばしてくれたり、応援の言葉をかけていただきました。

また、募金の実施場所となった「若草通商店街」の皆さんも、募金をしてくださるだけでなく、人通りの多いところを教えていただくなど応援してくださいました。当日の朝に緊張していた学生たちも周りの暖かさに緊張がほぐれていく様子が伝わってくるようでした。 

 

 

1年生、初めての街頭募金

10月6日には宮崎市内の会議室で、募金に参加する大学奨学生に向けた説明会をおこないました。

参加者に当日のイメージについて聞くと、学生たちの多くは「とても緊張している」と話していました。 

しかし当日の活動の後、ある1年生に感想を聞くと「目の前でこれほど多くの人が自分たちの声に足を止めてくれる。応援の言葉をかけてもらって、いただいたご寄付で軽かった募金箱に重みが増していく。この重さはお金の重みだけじゃないんですね。」と話してくれました。

緊張して臨んだ活動でしたが、参加してみると多くの気付きや学びがあったようです。

 

 

 

学生たちの頑張りがみのり、この日の宮崎の街頭募金では29万4838円のご寄付が寄せられました。募金に協力いただいた方に深く御礼申し上げます。

また、宮崎での募金は下記の報道機関に報じられました。

• 10月7日 朝日新聞
• 10/9 宮崎日日新聞
• 10/19 読売新聞

 

宮崎での街頭募金は終了しましたが、ご寄付は引き続き募っています。クレジットカード、銀行振込、口座引落などでご寄付が可能です。現在宮崎県内では112人の遺児が奨学金を必要としています。ご寄付で遺児の進学を支えてください。よろしくお願いします。