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遺児の心のケア

1995年の阪神・淡路大震災では、573人の子どもが親を亡くしました。同年夏の「海水浴のつどい」で、小学5年生の男の子が描いた「黒い虹」。遺児たちの心の中の「黒い虹」が七色の虹に変わるようにとの願いから、1999年に、震災遺児の心のケアの家「神戸レインボーハウス」が完成しました。2003年からは、震災遺児のみならず、近隣の病気や事故、自殺などで親を亡くした遺児の心のケアにも取り組んでいます。2006年2月には、東京都日野市に全国の遺児の心のケアセンター「あしながレインボーハウス」が竣工。2つのレインボーハウスで遺児の心のケア活動に取り組んでいます。

神戸レインボーハウスについて


神戸レインボーハウスには、遺児が悲しみを吐き出すために工夫されたいろいろな部屋があります。同じ体験を持つ者同士が、安全な場所で、安心して心の中を語り合える「おしゃべりの部屋」、親の死を受容するためにお葬式ごっこをしたりする「ごっこ遊びの部屋」、たまったイライラを思い切り爆発させても安全な「火山の部屋」、一人になって大声で泣いたり亡き人と会話できる「おもいの部屋」などです。


また、同年代どうしでグループに分かれ、心のケアプログラム「グループタイム」に参加します。これにはファシリテーター(癒しの手助けをする人)と呼ぶ社会人や学生のボランティアが加わります。

その他のプログラムは、小学生の遺児への学習支援「虹の寺子屋」、ピアノ教室、お花見のつどい、陶芸のつどい、乗馬のつどいなども行っています。さらに震災を追悼する「偲び話しあう会」、春休みのスキーのつどい、夏休みのキャンプのつどい、クリスマスのつどい、お正月のつどいなどがあります。

>>レインボーハウスからお知らせ
>>ファシリテーターについて

あしながレインボーハウス(東京)について


東京都日野市の丘陵地にある「あしながレインボーハウス」では、2007年から本格的にケア活動を開始しました。

現在は月1回ペースで、

  1. 全国の遺児を対象にした2泊3日の「全国小中学生遺児のつどい」を開催しています。東京での開催の他、全国各地でも開催します。
  2. 近隣の遺児を対象にしたワンデイ(日帰り)プログラムを開催しています。

つどいには北海道から九州までの各県から多いときには30人近い小中学生が参加します。ゲームで交流するほか、季節に合わせてタケノコ堀り、プールで水遊び、焼き芋など豊かな自然を利用してのプログラムも盛りだくさん。心のケアプログラムでは親との死別体験を語り合います。また付き添いで参加する保護者の方たちの語り合いも大切にしています。子どもたちと一緒に遊んだり、語り合うのは遺児の先輩のほか訓練を受けたファシリテーターです。

この3年間にのべ約700人がつどいに参加しました。彼らの参加した感想をまとめた文集も2冊発刊し、できるかぎりたくさんのみなさんに読んでいただきたいとおすすめしています。つどいの参加費は、宿泊費と食費は参加者負担ゼロ。交通費は、自宅から会場までの実費の6割をあしなが育英会が支援します。全国からたくさんの小中学生遺児たちの参加をお待ちしています。

>>つどい開催日程(レインボーハウスからお知らせ)
>>ファシリテーターについて


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