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大学・専門学校奨学生のつどい

「奨学生のつどい」は1970年から続いている、育英会が奨学金の貸与と同様に最も力を注いでいる遺児の教育・心のケアの事業です。

大学・専門学校奨学生の「山中湖のつどい」


大学・短大・専門学校奨学生の1~2年生約350人と上級生のリーダー約100人が山梨県・山中湖畔に集まって4泊5日の合宿研修を行います。合宿研修といっても、本質は高奨生のつどいとほぼ同じです。
高校以上の学校に進学できた遺児たちに自覚を持たせ、「自分とは何か」「どこから来たか」「どこへ行くのか」など「自分探しへの旅立ち」の序章です。

遺児OBOG、例えば医師、研究者、企業人、ジャーナリスト、主婦などを招いて、職業、結婚・家庭・子育てなどについて様々なモデルを通して自分の将来像を考えます。

「自分史語り」も高校生のときより深まります。あしながさんをはじめとする全国の支援者の皆さんへの念も、母親や父親への感謝と違った社会性のある次元の高いものとなります。また、日本留学中の海外遺児とのふれあいを通じて、世界に視野が拡がり、大学生たちの将来の職業選択や結婚観、人生観にも意味をもつ教育となっています。

「大学・専門学校生・山中湖のつどい」の感想


  • 私はこれまでの人生で、両親がいなくても一生懸命生きてきたつもりです。しかし、2年前に耳の障害をもってからは、これからどうやって生きていけばよいのか、必死に何度も考えました。今回の山中湖のつどいに来る直前まで、ずっと悩んで、迷って生きてきました。このつどいを通して、みんなで歌ったり、ダンスしたり、生きていて感じる楽しさを久しぶりに感じることができました。私は今まで地震の研究者になることを夢見ており、これからもその夢は大切にしていきたいと思っています。その夢をかなえるためにも、今後はもっとゆっくり、そして前向きに生きることについて考える時間をとろうと思いました。今日で山中湖のつどいは終わりますが、ここで出会った友人や家族、今まで支えてくれていた人や、これからのことを応援してくれる全ての人への感謝の気持ちを込めて、これからの人生を大切に生きていきたいです。(広島・大1)
  • 私はこのつどいで考え方が変わった。班の仲間に3人の留学生がいた。私は彼らと生活し、海外のことを学んでいく中で、海外研修へ行ってみたいと考えるようになった。今まで私は学生寮で留学生と生活し海外について学んだが、海外にまったく興味はわかなかった。しかし、この山中湖で海外へ行き、言語、文化、価値観の違った現地の人々と交流し、自分を試すとともに、日本人としてのアイデンティティーを確立したいと考えるようになった。私は海外へ行き自分を、日本を見つめ直し、本当に自分のしたいことは何なのかを考えたいと思うようになった。私は今、将来自分が幸せになるために生きている。正直どうやって生きるのか明確なビジョンがあるわけではない。でも海外のことをもっと知りたい。後輩たちを少しでも助けたいという思いはある。今はこの2つの思いを胸に思ったことは行動にうつして一生懸命生きていきたい。(大阪・大1)

  • 私は今まで全力でやったつもりだったけど、何もかも中途半端だなって思った。OBOGの方々の話を聞いて、3人ともすごく真剣に日々を過ごしているなと思った。だから私も今からは、日々を真剣に生きようと思う。何でも無理なことはない、マジでやれば何だってできるんだ。3日目、あしながさんの手紙を読んでもらって、私は心が震えた。少しでも学生のためになればと、生活を切りつめて奨学金を送ってくれるあしながさんの想いを無駄にはできないと思った。私の大切な人は妹、祖母、叔父、叔母、支えてくれる人すべてだ。どれだけ私のことを考えてくれることか。そんな人の想いに応えられるように全力で生きていく。そして私は英語を使いこなし、先生になるという夢をかなえて、幸せな家庭を築いて、天国にいる、母さん、祖父に恥ずかしくないように精一杯、全力で、真剣に、死ぬまでかっこ良く生きてやんゾ!! (埼玉・大1)

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