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初めての街頭募金から満50周年。第94回あしなが学生募金が全国でスタート。

2017年04月25日 [ニュース/コラム]

 第94回あしなが学生募金が4月22日から全国約150か所で一斉に始まりました。
初日となる4月22日には、新宿駅西口でオープニングセレモニーが行われました。

 セレモニーには、50年前に中心となってあしなが運動を牽引した、大学自動車部や聖心女子大学のOB、OGたち約20人が駆けつけました。
最近、学生募金が人手不足で衰退の傾向にあるのを、60代の初老の”運動家”が「渇」を入れる形になり、新しいボランティア層を発掘する狙いでのインパクトがありました。秋以降に成果が出てくることが期待されます。



 親代わりの姉とその息子をひき逃げで亡くした高校生・岡嶋信治と、母親を交通事故で亡くし、その怒りを交通評論家としてペンで訴えた玉井義臣(現あしなが育英会会長)の出会いによってあしなが運動は始まりました。その後全国各地に大学自動車部から生まれた「遺児を励ます会」が続々と設立され、遺児たちを励ます運動は全国に拡がりました。
今年は、1967年に初めての街頭募金が銀座数寄屋橋で行われてから50周年となりました。
 支援の輪は、交通遺児から災害遺児(震災を含む)、病気遺児へと広がりましたが、その原動力となってきたのがこの街頭募金でした。成果も遺児10万人が進学を果たすという、世界に類を見ない快挙をもたらしました。
 司会を務めた俳優の田上ひろしさんに促され、大先輩たちは当時の思いやその後人生について語りました。



 さらに、遺児大学奨学生第1期生で衆議院議員の下村博文本会副会長も駆けつけ、「9歳のときに、交通事故で父を亡くし、30代前半だった母親が、5歳と1歳の弟たちと自分を育ててくれたが、日々の暮らしにも困るような貧困のなか、高校進学の1年前に育英会ができ、奨学金をもらい、高校、大学に進学することができた」と語りました。



 セレモニーの後半は、学生募金事務局の今を担う若者たちにバトンが渡されました。
局次長補佐の松本和紀君は歴代の遺児学生が、あしながさんからの恩を他の遺児たちへ送ることで支援の輪を広げてきた歴史を説明。その後、日本とアフリカの遺児学生がそれぞれの言葉で募金への協力を呼びかけました。
 ウガンダからの留学生カソジ・マイケルさん(筑波大学2年)は「あしながさんのおかげで大学で学ぶことができます。ありがとうございます」と感謝の気持ちを何度も訴えていました。
 最後に、学生募金事務局長の吉川雄大さん(岡山理科大4年)が力強い呼びかけを行いセレモニーは終了しました。



 第94回あしなが学生募金は4月22日(土)、23日(日)、29日(土)、30日(日)の4日間、全国約150か所で行われます。募金は全額があしなが育英会に寄付され、国内の遺児奨学金とアフリカ遺児が高等教育を受けるための奨学金として2分の1ずつ使われます。
ご協力をよろしくお願いいたします。



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