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本会理事、日本科学未来館館長、そして宇宙飛行士でもある毛利衛氏を訪問

2017年06月20日 [ニュース/コラム]

 2017年6月8日、本会の理事で日本科学未来館の館長、そして宇宙飛行士でもある毛利衛氏からのご招待で、日本科学未来館を訪問しました。毛利館長は超過密スケジュールであるにも関わらず、宇宙科学に興味のある本会外国人職員や留学生担当職員との意見交換や会談に時間を割いて下さいました。会談後、日本科学未来館のシンボル展示「ジオ・コスモス」や二足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」を紹介して下さいました。


毛利衛館長との会談の様子


 会談の中では、ご自身がなぜ宇宙に興味を持ったのか、きっかけはどのようなものだったのか、人類が今後向き合うかもしれない将来の課題というお話までして頂きました。以下、印象的なお話を紹介します。
 多くの人々にとっては、「科学」が普通の生活から切り離されたものだと思われているが、「科学を特別だとは思っていない。科学は、文化の一つであり、人類が将来を生き延びるための手段の一つである」とおっしゃいました。その中で、約50年続いているあしながの社会運動も、文化の一つとして共通であるとの評価を頂きました。
 今後アフリカが豊かになることを見据えた上で、リーダー育成に注力することにも、共感を示してくださいました。アフリカの各国の遺児学生へ向けて、「(日本や欧米のような)物質社会にいる我々が気付かないような、自然に合わせた環境で生きることに敏感であることが、素晴らしいことなのだ。」と強いメッセージを送って下さり、どこかのモノマネではなく、自分達で考え築き上げてほしいと、背中を押して下さいました。


毛利館長自ら、館内の案内をして下さいました


 1992年、スペースシャトル・エンデバー号に搭乗し、帰還後、『宇宙からは国境線は見えなかった』のコメントの通り、毛利館長は国籍や人種という視点からではなく、地球上の生命体の一つである人類というとても大きな視点で世界を考えることの重要性を伝えてくださったように感じます。地球環境の変化が激しいこの時代において、人類が何を大切にし、どこを目指すか、今私達が身につけなければならない『生きる道』のヒントが、毛利館長のお話の中にあるのではないかと感じます。


毛利衛館長(右から4番目)と本会職員 日本科学未来館のシンボル展示「ジオ・コスモス」の前にて


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