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賢人達人会メンバー、日野原重明先生、105歳でご逝去

2017年07月26日 [ニュース/コラム]

 本会の「賢人達人会」*メンバーであり、聖路加国際病院名誉院長の日野原重明(ひのはら・しげあき)先生が、2017年7月18日に呼吸不全のため105歳で死去されました。

 日野原先生は、1911年山口県生まれで、京都大学医学部卒。医師で医学博士であり、日本で最初に人間ドックを開設、予防医学や終末期医療の普及に尽力するなど医学の発展に尽くしました。2005年に文化勲章を受章。2013年にはオーストリアからアルベルト・シュバイツァー章も受章しています。

 1987年からは小学生を対象に「いのちの授業」を続け、医学書以外にも多数の著作があります。100歳を超えてからも毎日過密なスケジュールをこなし、意欲的に幅広い社会活動に従事して「高齢者の星」と呼ばれていました。その偉大な功績のためだけでなく、温かいお人柄と前向きな生き方が人々の人気と尊敬を集め、著書『生きかた上手』は120万部を売り上げました。

 日野原先生は、本会が推進する「アフリカ遺児高等教育支援100年構想プロジェクト」**について「いいねえ。そういう大きな話を聞くとワクワクするね。」とおっしゃり、この構想を支える「賢人達人」ご就任を即座に快諾されました。まだまだ、これからいろいろなアドバイスをいただきたかったと、残念でなりません。本会は今後も、生涯を通じて社会のため人のために尽くされた先生の姿勢と志を引き継ぎ、人間の尊厳を守る活動に邁進して参ります。

 105年の素晴らしい人生を全うされた日野原先生に、心からの敬意を表すると共に哀悼の意を捧げます。

*「賢人達人会」は、あしなが育英会の提唱する「アフリカ遺児高等教育支援100年構想」プロジェクトを支える諮問機関。世界中から、その国を代表する知性と見識の持ち主、及び国民に愛されるスーパースターに参加いただきアフリカの遺児を大学に進学させるためのアドバイスをいただいている。
**「アフリカ遺児高等教育支援100年構想プロジェクト」とは、世界最貧国群と言われているアフリカのサブサハラ地域にある49か国のそれぞれの国から毎年1人ずつ、優秀な遺児を選び出して世界の大学に留学させ、将来的に母国のさまざまな分野で活躍し、国際社会をよりよい方向に動かすリーダーを育てていこうという大構想である。


左から本会会長・玉井、日野原重明先生、本会副会長・藤村

左から本会会長・玉井、日野原重明先生、本会副会長・藤村


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