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東日本大震災・津波遺児の作文集「お父さんの顔」 発刊発表記者会見

2012年02月21日 [プレスリリース]

記者会見 あしなが育英会本部


 未曽有の犠牲者を出した東日本大震災から間もなく1年、あしなが育英会は2月21日(火)千代田区平河町本部を記者会見いて、津波に父、母、家族を奪われた16人の遺児たちが書いた作文を収録した作文集「お父さんの顔」を制作し、無償で配布することを発表しました。8万部を印刷して3月から順次、全国の教育機関、公共機関、マスメディアに発送します。一般の方で入手を希望される方は当会本部にご連絡ください。 PDF版はこちら

 本会は、東日本大震災の発生から2日後に、“使途自由、返済不要”の特別一時給付金の給付を決定し、2012年2月10日までに2005人の遺児(0歳から大学院生まで)に、一律200万円、総額40億1千万円を送金しました。あしなが育英会東北事務所のスタッフがこれまで申請のあった遺児家庭を対象に、石巻、花巻、陸前高田などで73世帯への家庭訪問を行なうとともに、20回以上の交流会を実施して、延べ437人の遺児と保護者と出会い親交を深めました。この作文集は、それら遺児の中で比較的コミュニケーションが可能になってきた子供たちが綴った作文16編を、副田義也筑波大学名誉教授(社会学)の監修のもとでまとめたものです。いまだ癒されることのない津波遺児たちの心の声、思いを多くの方にしっていただきたいと思い制作、無料配布を決定しました。

 以下は今回の作文集のタイトルになった、福島県の小学5年生の女子が書いた作文「お父さんの顔」です。

 私は、津波のあと、しばらくして、遺体安置所にいきました。
 そこには、お父さんと、そのほか3人がいました。
 そこには、お母さんが先にいって、
 お父さんの顔を、泣きながら見てました。
 私は、お父さんの顔を見たら、血だらけで、泣きました。


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