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【東北津波遺児支援L.A.マラソンキャンペーンリポート1】東北の学生がロサンゼルスで記者会見

2012年03月16日 [プレスリリース]

会見全景


 東日本大震災の津波でそれぞれ父親を亡くした宮城県の高校生、佐藤大地君、内村希さん、津波で甚大な被害を受けた東北4県から選抜された14名の高校・大学生ランナーとともにアメリカ・ロサンゼルスを訪れているあしなが育英会は、現地時間3月15日(木)の9時半から記者会見を行いました。会見の冒頭、今回のあしなが育英会訪問団の団長である、鷲田等職員が挨拶して、“世界中を震撼させたあの東日本大震災から1年、私たちあしなが育英会は津波で父親を亡くした宮城県の高校生、佐藤君、内村さん、青森、岩手、宮城、福島県の4県から選抜された14人の高校、大学生ランナーとともに、3月17日と18日に開催される2012年 HONDA L.A.マラソンに参加するためにロサンゼルスにやってきました。学生たちはここ西海岸最大の国際マラソンを走りながら、あしなが育英会が地震・津波で親を亡くした子供たちに心のケアを提供するため、2014年の完成を予定している施設「東北レインボーハウス」(宮城県仙台市)と、そのサテライト施設(沿岸部4ヵ所)を建設・運営するための支援を呼び掛けます。”と今回のL.A.訪問の目的を説明しました。
次に佐藤君と内村さんが自分たちで書いた作文の英訳を読み上げました。それぞれが父親を津波で亡くした時のつらい体験を語るとともに、大地君は“失ったものは何物にも代えられない。しかし私には仲間がいる。これからは彼らと一緒に自分の足でしっかりと歩いていきたい。”と、これからの人生への決意を述べ、内村さんは、”親を亡くした小さな子供たちは、私よりもっと苦しんでいるのだろうなと思いました。保育士になってそのような子供たちに「一人じゃないんだ」と伝えたいです。”と将来の夢について語りました。


報道陣

 その後の質疑応答で、佐藤君は記者の質問に答え、東北以外の被害を全く受けなった人たちから、昨年3月11日のあの大災害の記憶が風化してしまう不安について語るとともに、復興の第一歩として瓦礫を撤去しなければならないが、瓦礫を受け入れてくれる自治体が少ないため、多くの被災地は復興が思うように進んでいない、と東北の現状を訴えました。
あしなが育英会から受けた支援について質問された内村さんは、一度は就職をあきらめたが、あしなが育英会が津波で親を亡くした子供たちに支給した特別一時金(返済不要、使途自由で0歳児から大学院生まで一律200万円)のおかげで、進学を考えることができました。いろいろな人たちに助けられていると感じます、と話しました。
また、時差ボケについて尋ねられると、この日が誕生日の宮城県選抜の高校2年生ランナー小山紗知さんは、眠いけど頑張りますと笑顔で答えました。
ロサンゼルスの地元テレビ局、新聞社、日本のテレビ局、新聞社、通信社、中国系のテレビ局など11社がこの記者会見を取材しました。最後に、高校・大学生ランナー全員が報道陣のカメラの前で一緒にガッツポーズをして、L.A.マラソン向ける意気込みを示しました。


東北ランナーガッツポーズ


 記者会見に先駆け、この日の早朝、佐藤君、内村さん、14名の学生ランナーは、3月18日にL.A.マラソンを中継する地元局KTLAの生放送のモーニングショーに招待されました。屋外で行われた約2分間の生中継で、あしなが育英会のLAマラソン募金活動プロジェクトが紹介され、佐藤君や宮城県の高校生ランナー小山紗知さんが番組レポーターの質問答えました。

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