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遺児家庭の現状

遺児は、日本には40万人、世界中には2億人いると推計されています。かけがえのない親を亡くし、孤立している遺児たち。経済的にも精神的にも、ますます追い詰められています。

国内遺児の現状


遺児家庭の現状

遺児のお母さんが働いて得る年収は、平均して149万円足らずです。奨学金を借りている奨学生数は6千人を越え、1999年の1.6倍になりました。
大学や短大への進学率は41%で、全国平均より13ポイント低く、高校卒業後の就職希望者の半数は「生活苦」のため進学を断念しています。
2010年度から「公立高校の授業料無償化」が実施されましたが、6割の高校奨学生が、すでに授業料減免制度を受けています。(以上のすべては2010年あしなが育英会調査)
公立高校でも授業料以外の学費は年間40万円、私立の場合は80万円が必要で、奨学金のニーズは高いままです。(2006年文部科学省調査)

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遺児の母親の声


  • どんなに頑張っても時給730円。重労働をして倒れたら路頭に迷うしかないのでしょうか。(北海道・44歳)
  • 遺族年金もなく、働いただけの収入だけで頑張っても生活保護世帯より少ない収入に悲しくなります。夜勤で働いた方が収入がよいため仕事を代えましたが、給料前の1週間はほとんどお金が残っていません。正社員でないのでボーナスもなし。とても不安で仕方ありません。(鹿児島・49歳)

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海外遺児の現状


世界には、エイズや他の病気、テロや戦争、津波や地震などの災害、自殺などによって生まれた遺児の数は、推計2億人といわれています。死別による精神的な傷だけでなく、極度の貧困、教育機関からのドロップアウト、薬物、人身売買、売春、虐待、差別、少年兵の問題などが今この瞬間も仲間たちを苦しめています。また、1日1ドル以下で生活をする人々も10億人を超え、貧困は、世代を超えて再生産され、紛争の原因ともいわれています。

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