
小椋 智美
Tomomi Ogura会長室
入局のきっかけ
就職と同時にバブル崩壊。それでもありがたいことに、多くの人との出会いがあり、やりたい仕事に挑戦させてもらいました。出産を機に子どもと過ごす時間を大事にしようと意識が変わり、時間の融通がきく派遣やパート勤務に変更しました。子どもが成長し生活リズムに変化が出始めた頃、知人から紹介されたのがあしなが育英会でした。
正直なところ最初の印象は「名前は聞いたことあるけれど」という程度でしたが、「人生の後半は、若い人を応援する仕事がしたい」という気持ちを抱いていたので、直観的にご縁を感じ、アフリカ遺児高等教育支援100年構想事業の応援団・賢人達人会のサポートを担当しました。
仕事の内容・やりがい
会の成り立ちや歴史、創始者の理念など深く知るほど共感し、現在は会長玉井の秘書をしています。
理念や方針は時にひとり歩きしてしまいます。単語の印象や捉えられ方は時代によって変化します。変わらぬ理念を今の時代にどう継承していくのか。SNSなどで一気に拡散してしまう世の中での難しさであり、面白さでもあります。玉井からは、時には厳しく、時には優しく、「覚悟を持て」と背中を押してもらっています。
先の見通しが難しく、変革のスピードが速い時代だからこそ、あしなが奨学生には多様な価値観に触れ学び、視野をどんどん広げて欲しいと思います。迷ったらGO、失敗したら他の方法でチャレンジすればいい、そして何よりも多くのあしながさんが応援してくれていることを伝えていきたいと思っています。