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束田 健一

束田 健一

Kenichi Tsukada

寄付課

入社のきっかけ

三歳のときに父を交通事故で亡くしましたが、あしながの奨学金で高校、大学に進学することができました。 大学時代は交通遺児の学生寮「心塾」に入塾し、4人部屋や「読み書きスピーチ」のカリキュラム、徹夜の100キロウォークなど様々な体験を通じて多様な価値観を身につけることができました。また、「つどい」や「学生募金」など「あしなが運動」でも全国の代表も務めました。当時始まったばかりの奨学生海外研修制度でメキシコで1年間を過ごすなど、「あしなが」尽くしの大学生活を送りました。 卒業後は、外資系医療機器メーカーの開発部門に就職しましたが、神戸にレインボーハウスと学生寮ができると聞き、98年にあしなが育英会に転職しました。 私は、あしながのつどいで自分史を話し、聞いてもらい、ほかの遺児の話を聞いたことで、自分が環境を言い訳にして真剣に生きていないことに気付きました。学生寮で真面目なことを真剣に語りあえる仲間や、尊敬する大人と出会えた経験によって、真剣なことは恥ずかしくないと本気で思うようになりました。 私の価値観が変わったことで、それまで当たり前と思っていた家族(母や妹たち)の存在がとても大切なものになりました。私が何か特別なことを乗り越えたわけではありません。多くの方に支えられて生きていることに気付き、他者のために真剣に生きている人の存在を知ったことで、自分の価値が変わり、生き方が変わりました。私自身には特別な力はありませんが、後輩となる遺児たちが、私と同じように、自分の価値に気付くことができれば、と思いこの仕事に就きました。

仕事の内容・やりがい

管理部門全体と支援者とのコミュニケーションを担う寄付課の責任者を務めています。あしなが育英会を支援してくださる方は年間約5万人。「子どもたちのために」と生活費や年金を切り詰めて寄付を続けてくださる方に支えられています。振込用紙にそえられた手書きのメッセージにはいつも胸がいっぱいになります。「あしながさん」からお預かりした思いや期待を組織全体に共有し、遺児たちに伝えることがミッションだと思っています。

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