
吉田 未穂子
Mihoko Yoshida返還課
入社のきっかけ
返還課で業務に就いておりますが、以前は大学の奨学金事務や人材会社での営業職をしておりました。ふとしたきっかけで職を失い、家族との関係が変わってしまう方、病気などで仕事が出来なくなる方など多くの人と接しながら、何もできない自分に大変なもどかしさを感じ、生活困窮や教育困難な状況になってしまう方々に対してなにか支援をしたいと強くい思うようになりました。子どもの支援(特に学習支援)はもっと手厚くできないのか?困窮状態の方へのサポートを行う組織が日本にいくらあるのか?など尽きない疑問の中、偶然にも仕事の出会いがあり、現在に至っています。「遺児を支える」という思いに向かって毎日仕事ができることはとてもやりがいがあり、同時に責任もある仕事と感じています。
仕事の内容・やりがい
返還課は「奨学金の返還」について相談を受けている部署です。たくさんの元奨学生の皆様が「後輩のため」と頑張って返還してくれています。ですが返還完了までは長い道のりです。「今は返還がむずかしい」「生活状況が変わったので返還を少しだけお休みしたい」といったお話を受け付けて、できる限りご希望に添えるようにやり取りをいたします。そのサポートは少しの時間で終わることもあれば、何年もかけてサポートを行う方もいらっしゃいます。皆様ご状況は様々で、その方にあった対応を常に心がけなければいけないのですが、それがやりがいであったりもします。ほんのたまにですが返還者から「ありがとう」と感謝の言葉をいただくこともあり、それを励みに頑張ることもあります。返還について少しでも「困った」ことがありましたら、どうか相談に来てください。