ナヤ・モンド
Naya MondoエレライグローバルサービスCEO
ナヤ・モンド先生はエレライグローバルサービス(EGS)の創設者であり取締役社長です。多くの難問を抱えるアフリカ大陸において、科学技術によって地域の活性化に貢献したいという強い情熱のもと、この会社(EGS)を設立しました。EGSはルワンダとケニアで設立され、電気がない生活を送っている人々が直面する教育問題、保健問題、農業問題、そして持続可能なエネルギー問題を解決するための様々な技術を開発しています。
彼女は、このように電気不足の問題に取り組むだけでなく、これまで、持続可能な開発や、変革型リーダーシップについての研究を続け、さらには女性の教育や若者のエンパワーメントに関する研究をも行ってきました。それらの研究の結果を、“Pioneer Women Leaders in Kenya: Learning from Experience”「経験から学ぶ先駆的女性リーダーたち)という題名の論文として発表し、コロンビア大学の博士号を獲得しています。
さらにモンド先生は、貧困に苦しむ人々がその状態から脱出して自力で成功するにはどうしたらよいか、そして、そういった自立の手段を人々の基に確実に届けるにはどうしたらよいかを様々な角度から研究し、2015年のハーグでの食料安全保障サミットや、2017の女性経済フォーラムなどにおいて、それらの研究成果を発表したのです。
これらの功績によって、モンド先生は女性経済フォーラムで、Iconic Women Creating a Better World for All & Exceptional Women of Excellence,「全ての優れた女性のために、より良い世界を創造する象徴的な女性」賞を受賞しています。 モンド先生は、今後もできるだけ多くの地域に持続可能なエネルギーを広げていこうと決意しています。