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アレックス・G・コウティーノ

アレックス・G・コウティーノ

Alex Godwin Coutinho

パートナーズ・イン・ヘルス-ルワンダ前常任理事

アレックス G.コウティーノ博士は33年間にわたりアフリカで医療と公衆衛生の普及に尽力した、保健医療分野における世界的リーダーである。現在は、パートナーズ・イン・ヘルス-ルワンダの常任理事、そしてニューヨークに本部を置く国際エイズワクチン推進構想 (International AIDS Vaccine Initiative=IAVI) の理事長を務めている。

 

1982年にHIV/AIDS感染症の初の症例がウガンダで発見されて以来、長年にわたり、同感染症の対策に携わり、スワジランドとウガンダでの大規模なHIV感染拡大防止や、治療を行うプログラムを構築、主導し、内科医として、HIV陽性者への直接ケアと治療を行ってきた。2001年から2007年まで、エイズ支援機構 (AIDS Support Organisation=TASO) の取締役を務め、前任者の業績を礎に、ウガンダの10万人のHIV陽性者に治療を施すまでの体制を築いた。2007年から2014年にかけては、カンパラにあるマケレレ大学の伝染病研究所(Infectious Diseases Institute=IDI)の所長として、ウガンダの8地域の10万5千人に対し、HIVの治療を提供するチームを率い、また、3年以上の間、14万人の青年に割礼手術を施した。加えて、伝染病研究所(IDI)は、80万人に対し、「妊婦の救済プロジェクト」(Saving Mothers Giving Life Initiative)を展開し、1年半で30%も妊婦の致死率を減少させることに成功した。コーティーノ博士は、2015年には、、西アフリカのエボラ出血熱の流行に対処するための支援として、初期対応チームを組織し訓練と育成に携わり、ナイジェリアの学術研究所の設備を拡張した。博士は、また、カリフォルニア・サンフランシスコ大学の未熟児プロジェクトチームと連携し、同分野の東アフリカでの活動の基礎を築いた。

 

2015年9月より、コーティーノ博士は、ルワンダのチームを率いて、保健省が革新的な保健医療体制(腫瘍学・新生児学・精神医学・非感染症疾患分野)を構築するサポートをしている。博士は、グローバルファンド(Gobal Fund to Fight AIDS, Tuberculosis and Malaria=GFATM、世界エイズ・結核・マラリア対策基金)の暫定理事や、同ファンドの技術審査パネル(Technical Review Panel=TRP)の副議長の職も担った。また、国際マイクロビサイド・パートナーシップの理事長も務めた。2013年にはピーター・ピオット博士と共に、野口英世アフリカ賞という名誉ある賞を受賞した。

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