チョモラ・ミケカ
Chomora Mikekaマラウィ大学サイエンス学部学部長
チョモラ・ミケカ博士は、大学講師であり、e-Communications Research Group(eCRG)の創設ディレクターでもある。eCRG は、以下7つのリサーチ&コンサルティング分野において、コンサルティング事業を行っている:
1.ソフトウェア開発
2.アンテナおよび電波工学
3.ブロードバンドインターネット
4.モノのインターネット(IoT)
5.省エネルギーシステム
6.電波利用に関する監査
7.ベースライン調査
地方におけるブロードバンド接続を実現するための、TVホワイトスペース(TVWS)技術に関しての活動が、世界的にも有名である。eCRGは2013年に、マラウイにおけるICTの研究拠点に指定され、国家科学技術委員会(National Commission of Science and Technology)より、マラウィの電子政府と共に、表彰を受けた。
2009年のローマ(イタリア)における欧州マイクロ波協会学生チャレンジ賞(European Microwave Association Student Challenge Prize)をはじめ、ミケカ博士はその他にも複数の賞を受賞している。
アリゾナ州フェリックス(米国)において2011 IEEE RWWの生物医学ラジオ・無線技術、ネットワーク、検知システムに関する論文賞第2位(Biomedical Radio and Wireless Technologies, Network and Sensing Systems Second Best Paper Award)、バルセロナ県シッチェス(スペイン)においてIEEE RFID-TA 2011の論文賞第3位(Third Best Paper Award)、横浜国立大学では、国際科学交流奨励賞(International Science Exchange Encouragement Award)を受賞した。
2014年から2019年にかけては、イタリア・トリエステにある国際理論物理学センター(ICTP)の専任講師を務めた。彼の経歴は、『Marquis Who’s Who in the World』第27版にも掲載されている。
2010年には、IBC(International Biographical Centre)より、トップエンジニア100人に選出された。
1930年のノーベル物理学賞受賞者であるチャンドラセカール・ラマンの研究において、シニア・フェローも務めていた。
2017年10月には、66大学で構成されるアフリカ地域大学フォーラム(Regional Universities Forum)(RUFORUM)より、最優秀若手科学者に選出されている。マラウイ発明家協会(Inventors’ Association of Malawi)の理事会(登録予定)の創設者兼理事である。アフリカの数多くの大学で、上席客員講師や教授を務めている。
在マラウイ日本大使館より、「アフリカ遺児高等教育支援100年構想」実現に向けた賢人達人会のメンバー候補として推薦された。