
ジャニス・フカクサ
Janice R. Fukakusaライアソン大学 副学長 元ロイヤルバンクオブカナダ 最高総務責任者・最高財務責任者
ジャニス・フカクサ氏は、ロイヤルバンクオブカナダ(RBC)の元最高総務責任者 兼 最高財務責任者であり、また、RBCグループ役員の一員として、RBCの全般的な戦略的方向の策定を行う8人の役員の一員であった。また、RBC全体での日々の機能面、運営面、技術面の活動の管理・監督の統合の促進を担当する、グループ運営委員会の委員長の職も担っていた。
それ以前は、財務担当執行副社長を務めており、RBC在職中の多様な役割と担当には、副社長、ポートフォリオ管理担当、上級副社長、多国籍銀行業務、内部監査室長、執行副社長、専門サービス、RBCバンキングが含まれていた。1985年にRBCに入社して以来、リテールビジネスバンキング、コーポレートバンキング、口座管理、コーポレートファイナンス、財務、戦略開発および業務機能の各部門での勤務経験がある。
フカクサ氏は、RBCヨーロッパとSymcor社を含むさまざまなRBC子会社の取締役を歴任し、ウェルスプリング癌サポート、マーガレット王女癌財団、ライアソン大学、シューリックビジネススクールを含む、多数の専門的・慈善的組織においても活躍、また、オンタリオ州公認専門会計士協会フェロー (FCPA) にも指名されている。2007年には「カナダで最もパワフルな女性」の殿堂入りを果たし、2014年には、2年連続でアメリカンバンカー誌の‟金融界で最も強い影響力を持つ25人の女性”の1人に選ばれた。2014年にフィナンシャルエグゼクティブカナダ、PwC、ロバートハーフによってカナダのCFO・オブ・ザ・イヤーにも選出された。
銀行入行前は、プライスウォーターハウスクーパースに勤務し、そこで公認専門会計士と公認企業評価士の専門職資格称号を取得した。トロント大学で学士号、シューリックビジネススクールで経営管理修士号を取得している。
現在は、カナダのライアソン大学の副学長を務めている。