ジュリー・アズマ

ジュリー・アズマ氏は、自閉症スペクトラム障害の子供達のための教育用品を供給するDifferent Roads社を1995年に設立した。オンラインビジネスと自閉症の子供達への教育の分野におけるパイオニアとして、同社は、自閉症と診断された数万人の学生達の支援をしてきた。

 

ニューヨーク市長など、数多くの団体から自閉症に関わるアズマ氏の業績が認められ、表彰を受けており、企業家や小規模ビジネスのためのフォーラムにおいて、発表も行っている。同氏は、「自閉症治療の科学協会」(Association of Science in Autism Treatment)の理事にも就任している。

 

米国のアジア人コミュニティにおける活動家としても知られており、最初に手掛けた仕事は、第二次世界大戦中の米国の収容所での日系アメリカ人に対する賠償保障である。それ以来、アズマ氏は、数多くのアジア系アメリカ人の社会福祉事業関連団体の理事を務めている。同氏は、現在、ニューヨーク日系人会や、全米日系人博物館の理事の職にも就いている。

 

– メッセージ –

 

教育は、ただ学問的な能力においてだけではなく、社会的な能力や、他者との意思疎通において、様々なレベルで影響を与えるものです。特別な支援を必要とする学生たちから博士号取得候補者にいたるまで、すべてのレベルにおいて教育は成功するための鍵なのです。