
ルチョ・ケケサーナ
Lucho Quequezanaペルー伝統音楽作曲家 国民文化賞受賞者 ペルー文化大使
最も重要な現代ペルー音楽家・作曲家のひとりと言われ、世界へ向けてペルー文化を発信する。管楽器、弦楽器、打楽器など25以上の楽器を演奏し、アジア、ヨーロッパ、アメリカ大陸を回って公演を行う。
その音楽は、ひとつの文化の中で進化してきた音楽の分野で、世界的リーダーのトップ20に数えられている。ペルーにおける彼のプロジェクト「KUNTUR」は「ペルー音楽」という単一コンセプトを掲げ、ペルー国内に残る境界線や文化的違いを打ち破ることを目指す。
さらに、世界各地の音楽家にペルー音楽を教える国際的プロジェクト「Sonidos Vivos」によって世界へ進出。海外へ広くペルー音楽の魅力を伝えたことで、「Trademark Peru」大使に任命された。世界におけるペルー音楽を代表する人物のひとりである。
現在は、ペルー各地の音楽家や学生たちと働き、沿岸地方、高原地方、ジャングル (ペルーの自然地区) の間に横たわる境界線をなくし、ペルー音楽を国家レベルで発展させる活動を行なっている。売り上げ記録を更新し、ペルー国内で歴史的功績を残している。
– メッセージ –
あしなが育英会の活動と理念に参加することができて光栄に思います。
子ども時代は、人間としての感性を養うのに最も重要な時期です。世界には、科学教育ばかりを優先させる国が数多くありますが、私たち自身の幸せにつながる感性を通して人間を形成するものは芸術であり、それこそが国際社会の優先課題とされるべきです。