
マリア=ルイザ・ポサダ
Maria Luisa de Cossio de Gonzales Posadaムンド・リブレ協会(ストリートチルドレン支援)会長 ゴンザレス・ポサダ元国会議長夫人 2001年国連ウィーン市民社会賞受賞
ペルー外交官の娘として、米国サンフランシスコで生まれる。夫は政治家で、3人の子を持つ。路上で生活する2000人以上の子どもたちを麻薬使用から回復させた人道的非政府団体「Instituto Mundo Libre」の創立者及び会長。このプログラムの成功は米国務省麻薬局の評価を受け、科学的に実証されている。20カ国で講演に招かれる。Latin American Federation of Therapeutic Communities および World Federation 役員で、2009年のWorld Conference 会長を務める。ペルー外務省および司法省のLadies Committee of Peruvian Congress会長。極貧家庭に住居を提供し、2000人の白内障治療を含む様々な医療手術を子どもたちに行うなど、数多くの社会福祉プログラムに携わる。2001年国連 ウィーン市民社会賞、ペルー議会名誉勲章、パンアメリカ基金ヒューマニタリアン賞、その他数々の賞を受ける。著作に「The Power of Love」、「Manual of Procedures for Therapeutic Communities(共著)」「Manual for Tutores of TC´S(共著)」がある。
– メッセージ –
戦争や暴力によって孤児となった子どもたちや、路上生活を送る子どもたちを救うこと、そしてそれをめぐるあらゆる努力は、愛と結束によるものです。
経済、金融、通信、商業、環境問題への意識のグローバル化が進む現代、国際平和の維持と国民生活の質向上を目指した基本理念もグローバル化に向かっています。あしなが育英会で共に活動する私たちは、結束と世界へ向けた思いやりの文化を築いています。それは、この世界を良い方向へ変えるきっかけとなる価値観なのです。
マハトマ・ガンジーの言葉に総括されるように、自由な世界の実現へ向け「世の中に変化が起こってほしいと思うなら、自分がその変化にならなければならない」のです。