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沼 志帆子

沼 志帆子

Shihoko Numa

100年構想第一課 兼 第二課

入局のきっかけ

大学卒業後、JICA青年海外協力隊として2年間、西アフリカのニジェールで「青少年活動」隊員として活動しました。帰国後、「国際的な遺児の連帯をすすめる交流会」に通訳ボランティアとして参加したのがあしなが育英会との出会いです。交流会ではアメリカ同時多発テロ事件で親を亡くした子どもたちの通訳を務めたのですが、ニューヨーク出身の子どもたちが、紛争で親を亡くしたイラクやアフガニスタン出身の子どもたちと仲良く交流していた姿が、今でも心に残っています。彼らがお互いにシェアするストーリーがあまりにも衝撃的で、私が感情的になってしまい、通訳が務まらなかったときもありました。子どもたちが友情を育むのに国同士の情勢は関係ないのだ、ということを痛感し、心動かされました。そんな体験もあり、その後、入局のお声がけをいただき光栄でした。日本やアフリカの学生たちの人生が少しでも豊かになるよう、私が力になれることがあるのなら頑張りたい、という想いで入局しました。その想いは今でも変わりません。入局後、人生が豊かになったのは私のほうですが…。 

仕事の内容・やりがい

2006年に入局し、国内外で様々な分野の仕事に携わってきましたが、仕事の内容に関係なく私の「やりがい」はずっと変わりません。日本やアフリカの学生たちの人生に伴走することができ、とても幸せです。「この仕事をやっていて本当によかった!」と思う瞬間は、学生たちが大学卒業後、仕事でステップアップしていたり、社会のために活躍していたり、家庭を育んでいたり…それぞれが自分らしく、人生に花を咲かせていることを耳にするときです。 
入局後は国際課の仕事をしながら九州エリアを担当し、九州の奨学生たちと一緒に募金活動やつどいで汗を流しました。その後、「あしながウガンダ」の現地代表を4年ほど務めて帰国。帰国後はアメリカ事務所の設立を担当し、2014年の「アフリカ遺児高等教育支援100年構想」立ち上げにも携わりました。この頃は、会長である玉井の海外出張に同行する機会も少なくなく、カリスマ的リーダー、つまり独特の感性とユニークなひらめきをもつ玉井の隣で多くのことを学びました。 
現在は、100年構想事業で、留学生支援、大学連携、学生採用活動を担当しています。日本の学生とかかわる機会が減ってしまい寂しいですが、ダイバーシティあふれる同僚たちに囲まれて、刺激的な毎日を過ごしています。10年以上経ってもこの仕事に飽きるどころか、ますます楽しさを感じています! 
本業のほか、プライベートでは「キャリアメンター」としても活動しており、女性たちがあらゆるライフイベントを迎えながらも自分らしい人生を歩めるよう、お手伝いしています。私自身、3人の子どもを育てながらキャリアを詰んで来られたので、これまでの経験や知見が後輩女性たちの参考になればと思い、取り組んでいます。これからもあしながさんと学生たちへの感謝の気持ちを忘れず、自分らしさを大切に仕事を続けたいです。 

 

◇◇◇

職員インタビューエンノシタにも登場しています。

ぜひこちらもお読みください!
>>>「奨学生とあしながさんが私のモチベーション」

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