あしながアフリカ遺児
高等教育支援100年構想
ASHINAGA AFRICA INITIATIVE
アフリカの未来を担う
次世代リーダーの育成
「あしながアフリカ遺児高等教育支援100年構想」とは、サブサハラ・アフリカ地域の各国から毎年1人ずつ優秀な遺児を選抜し、世界の大学に留学する機会を通して、将来様々な分野で活躍し、母国の発展を担うリーダーを育成しようという構想です。
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49ヶ国の各国から毎年一人ずつ
優秀な遺児を世界の大学へ進学支援片親もしくは両親を亡くし、優秀で社会に貢献する高い意識を持ちながらも経済的に進学が困難な学生をサブサハラ・アフリカ地域の各国から選抜し、ウガンダ(英語圏・葡語圏)およびセネガル(仏語圏)で集中的に受験準備とリーダーシッププログラムを実施したのちに、世界のトップクラスの大学での就学をサポートします。
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若きリーダー達の育成
選抜された学生達は、自らの経験から他者への思いやりと社会をよくしたいという志、そして困難な状況をくぐり抜けてきた強さをもっています。100年構想は、こうした学生達に経済的支援に加えてリーダーシップスキルを磨く機会を提供することで、次世代を担うチェンジメーカーを育成します。
100年構想の特徴
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狭き門をくぐり抜けた学生達
各国の大使館、現地のパートナーNGOや専門家と協力し、厳しい選考プロセスを経て、よりよい社会を作る次世代のリーダーと成り得る潜在力をもった学生をサブサハラ・アフリカ地域の各国から毎年1名選抜します。
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言語に配慮した進学先
選抜を経た学生達は、ウガンダまたはセネガルでの事前準備期間を経て日本・アメリカ・イギリス・フランス・ブラジル等の大学に進学します。サブサハラ・アフリカ地域には、英語圏・仏語圏・葡語圏の国々があるため、それぞれの言語圏にあわせた進学を可能としています。
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リーダーシッププログラム
100年構想では、ウガンダまたはセネガルでの準備期間から大学卒業に至るまで、リーダーシップを涵養するためのプログラムが準備されています。また、留学期間中には、約2カ月のアフリカ大陸でのインターンシップと、母国やコミュニティの課題とその解決策を自ら調査し提言するプロポーザルの作成が義務付けられています。これらを通じて、現地の課題をより深く学び、ネットワークを広げ、課題解決思考や行動力を高めます。
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リターンポリシー
100年構想生は、母国や自らのコミュニティが抱える課題について学び、それに対する自分のなりの解決策を検討し実行するためのスキルや知識を身に付けたのち、将来は母国やアフリカ大陸に戻り、それぞれの立場でよりよい社会を作るために貢献することが期待されています。
日本で学ぶ100年構想生
現在、日本には100年構想生の約半数が留学しています。大学生活を通じて日本の社会・文化に親しむことに加え、日本国内でのインターンシップを積極的に行って技術や経営手法を学び、将来日本とアフリカを結ぶ懸け橋となることを願っています。また、在学中には日本人学生とともに募金やつどいに参加し、交流を通じてお互いから学びます。
活動紹介
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