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島田 北斗

島田 北斗

Hokuto Shimada

学生募金課/広報・関西エリア主担当

入社のきっかけ

あしながには人と社会を変える力がある。入局を決めた日から今日まで変わらない思いです。  

私はあしながの卒業生です。小6の時に父親が心臓病で急逝し、高校、大学とあしなが奨学金を受けて進学しました。大学時代は学生寮あしなが心塾に住みながら、学生募金やつどい、小中学生遺児の心のケアなどのあしなが運動に傾注していました。 大学5年間(うち1年間は休学し、あしなが海外研修でインドネシアへ)あしなが運動に携った中で、学生が運動の先頭に立ち何かを成すという場面を何度も目の前にしました。東日本大震災遺児への支援を街頭で訴え、東北3か所にレインボーハウスが建ったこと。深刻な子どもの貧困問題の解決を目指した政策提言の集会を開き、子どもの貧困対策法の制定を勝ち取ったこと。「1人でも多くの遺児に進学の夢を」を合言葉に街頭で声を枯らし、奨学金制度の拡充がなされたこと。日本中の同志たちと心ひとつに汗を流した日々を懐かしく思います。  

学生が社会に問題意識を持ち、声を上げて仲間を募り、行動を起こす。そこに関わった学生たちはキラキラと輝き、運動への関わりを通して大きく成長していました。手前味噌ながら、私も末席で運動に参加する中で多くの気づきと学びを得られたと感じています。能力も経験もないのにプライドだけは高く、他人を認めることができない弱い人間だった私が、あしなが運動とそこに携わる人との関わり合いのなかで変わることが出来たのではないかと感じています。

あしながには人と社会を変える力がある。この先の世代の奨学生たちにも運動を通して社会の問題解決を図ってもらいたい。その運動を通して大きく成長してもらいたい。その場作りをしたいと志し、私はあしなが育英会への入局を決めました。

仕事の内容・やりがい

海外事業担当、学生寮虹の心塾(神戸市にある大学奨学生寮)担当などを経て、2022年からは東京本部で学生募金の広報を担当しています。

あしなが育英会の最大の財産は、あしなが運動に取り組む学生たちです。「後輩遺児たちの力になりたい」と、街頭募金やつどい、ラーニングサポート、心のケアなどの活動に携わる学生たちが全国にいます。

街頭募金で学生たちは、遺児家庭のおかれている現状や自身の経験、遺児やその保護者の生の声を呼びかけにのせて訴えています。しかし街頭募金では、目の前を通る人にしか声を届けることができません。

私の仕事は、テレビや新聞などのマスメディアへの働きかけや、本会のオウンドメディア「あしながメディア」での情報発信をすることで、学生たちの頑張りによる成果を最大化させることです。遺児の現状や奨学金の必要性を一人でも多くの人に知ってもらえるよう、広報活動に取り組んでおり、2022年は全国で約300件のメディアに取り上げられました。

 

また、関西エリア担当も兼務しています。大学・専門学校奨学生たちと協力しながら、関西での街頭募金や高校奨学生のつどいの運営、ご支援者とのリレーション構築、企業や学校での講演などをおこなっています。

関西2府4県の奨学生数は約1800人。首都圏と並んで全国で最も多い奨学生がいるエリアです。この大規模エリアを担当するのは決して楽ではありません。しかし、規模が大きいだけにもっている熱量やできることの幅は大きく、刺激とやりがいに溢れる仕事であると感じています。

ますます不安定で複雑になるこれからの時代。学生たちにはそんな時代を生き、活躍するための心と力を、あしなが運動を通して養ってほしいと願い、職務にあたっています。

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