陸前高田レインボーハウス(岩手県)
RIKUZENTAKATA RAINBOW HOUSE
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陸前高田レインボーハウスについて
山の景観を模した屋根が特徴的な建物です。屋外でも遊べるスペースがあります。岩手県と宮城県気仙沼市のご家庭を対象に日帰りや宿泊でのプログラムを実施。震災時胎児から現在社会人の遺児とその保護者の方が来館されています。定例のプログラム開催に加え、季節に合わせて、アクティビティや語り合う時間も設けています。
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陸前高田レインボーハウス設立の経緯
東日本大震災と津波で親を亡くした、もしくは行方不明となった子が多く生まれ、2083人があしなが育英会とつながりました。特別一時給付金による金銭的支援だけではなく、同じ境遇の子どもたちとその保護者の出会いと交流の場所として2014年に竣工しました。
被災地の中でも、多くの遺児が生まれた地域の1つである陸前高田市に建設し、今では県内各地や、隣接する宮城県気仙沼市からプログラムに参加されるご家庭があります。
また、地域の子どもの育ちを支える場所として、平日の日中には、地域の子育て支援団体を中心に、レインボーハウスの一部の部屋を貸し出し、地域の子どもを支えるための空間としてご利用いただいています。
陸前高田レインボーハウスが
開催しているプログラム
陸前高田ワンデイプログラム
【参加できる人】
東日本大震災・津波で親をなくした、もしくは行方不明の子ども(現在、大学生や社会人を含む)とその保護者。
病気や災害、自死、事故などの理由で、親との死別を経験した子どもとその保護者。
【参加方法】
対象のご家庭に案内を郵送しております。同封の案内に記載している方法でお申込みください。
【費用について】
参加費、交通費、宿泊費、行事保険料かかりません。(無料)
ワンデイプログラムや
レインボーハウス以外でのプログラム
こころの居場所
毎年、震災が起きた3月11日とその周辺で「こころの居場所」を開催しています。各ご家庭、人によって3月11日の過ごし方は様々ですが、その日を過ごす1つの選択肢となるように、震災津波遺児家庭向けにレインボーハウスを開館しています。追悼式やお墓参りの後に一休みするために来館される方もいらっしゃいます。
その他開催しているプログラム
不定期ではありますが、宿泊を伴うプログラム「つどい」を年に数回行っています。
18歳以上の震災遺児を対象とした「にじカフェ」を年に4回程度行っています。
保護者のプログラム
つどいやワンデイプログラム中、子どもたちとは別室で保護者の会を行っています。保護者同士でお茶を飲みながら配偶者をなくした経験を分かち合ったり、生活や子育ての悩みなどを語りあったりしています。
陸前高田レインボーハウス
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活動紹介
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