【ひと】滋賀での募金復活に向けて｜7/2（土）草津・南草津・石山・大津京・彦根で実施

2022年5月から12月まで、全国47都道府県をリレーでつなぎ寄付を募るあしなが学生募金 全国募金リレー。7月2日（土）には福井県と滋賀県で実施されます。

実施を前に、滋賀県での街頭募金の復活に向けて奮闘する大学奨学生のまるさんを紹介します。 

 

まるさんは生まれも育ちも滋賀県米原市。教師になることを夢見て日々大学での勉強に勤しんでいます。現在大学2年生で、元気いっぱいに大津市内の大学へ通っています。

そんなまるさんは、高校2年生のときに父親を亡くしました。母親は一生懸命働いてくれましたが、非正規雇用の母親の収入だけでは大学に行くことは難しく、たどり着いたのがあしなが奨学金だったそうです。

 

 

 

まるさんが学生募金の活動を始めたのは、大学1年生のときのこと。新しい挑戦やひとの助けになることをしたいと思っていたタイミングで、あしなが学生募金の局員募集の説明会があり、入局を決めました。現在は学生募金事務局の滋賀ブロックマネージャーとして、ブロックの仲間たちを率いています。

 

 

 

 

滋賀県でもコロナ禍のため、2019年10月を最後に、街頭募金を実施できていません。遺児たちの未来の為には街頭募金の本格復活が急務と、まるさんは仲間たちとミーティングを重ね、準備を進めています。

「日本はもちろん、世界にもまだまだ将来の夢を諦めざるを得ない子どもたちがいます。勉強したい、叶えたい夢があるのに経済的な事情により希望を持つことができないのは本当にもったいないと私は思います。そんな子どもたちが1人でもいなくなるように、私たちは全力で活動を頑張ります。滋賀の皆さん、ご協力をよろしくお願いします！」とまるさんは力強く語ってくれました。

 

 

 

 

滋賀での募金は7月2日（土）に、草津駅前、石山駅前、大津京駅前、南草津駅前、彦根駅前で実施予定です。時間は10時から18時まで（彦根のみ17時半まで）です。みなさんに街頭でお会いできるのを楽しみにしています。

また、街頭以外でもご寄付を募っています。クレジットカード、銀行振込、口座引落などでご寄付が可能です。現在滋賀県内では92人の遺児が奨学金を必要としています。ご寄付で遺児の進学を支えてください。よろしくお願いします。