【物価高が影響】高校奨学金予約申請数が過去最多|4月の学生募金で支援呼びかけ
一般財団法人あしなが育英会はこのほど、あしなが高校奨学金(月3万円給付)の2026年度予約採用*(中学3年生対象)をおこないました。申請者数は、1988年の制度開始以来最多の1819人で、このうち1187人を採用しました。
みなさまのご支援のおかげで、採用者数を前年度から187人増やせましたが、それでも申請者数の34.7%にあたる632人は採用できませんでした。
こうした状況を受け、4月18日から全国で始まる「あしなが学生募金」(主催:あしなが学生募金事務局、協力:一般財団法人あしなが育英会)では、学生たちが「一人でも多くの遺児たちに奨学金を届けよう」と、支援を呼びかけます。
*高校奨学生の採用は、中学3年時に申請する「予約採用」と、高校在学中(学年問わず)に申請する「在学採用」があります。2026年度の在学採用はこれから実施するため、本記事では実施済みの「予約採用」の採用状況を取り上げています。
※2026年4月10日に、街頭募金の実施場所情報など、情報を追加しました
申請者数は3年連続高止まり 背景に物価高
高校奨学金予約採用の申請者数は、2023年度が1328人だったのに対し、24年度は1800人、25年度は1720人、そして26年度は1819人と、過去最多水準が3年間続いています。奨学金ニーズの高止まりの背景には、昨今の物価高があるとみられます。

本会が2025年に高校奨学生世帯を対象におこなった調査では、保護者の平均勤労収入は140.9万円で、52.2%が過去1年間に「お金が足りず、食料を買えなかった」経験をしていました(調査についてはこちらの記事をご覧ください)。
保護者からは、
- 「物価が上がって買えなくなってしまったものがたくさんあり、買い物に行く行為自体が辛くて仕方ないです」(新潟県・40代・母親)
- 「物価高騰が続き、毎日の食事にも困っています。1日3食食べられることは少なく、子どもたちにもつらい思いをさせてしまっています」(岡山県・40代・母親)
- 「食費を始め光熱費など全て価格が上昇している中、給与はなかなか上がらず悩んでいます」(沖縄県・50代・母親)
といった声が届いています。
今後、イラン情勢の緊迫化に伴う原油価格の高騰が、遺児家庭の生活をさらに苦しめることも懸念されます。
一人でも多くの遺児たちに奨学金を届けるために
あしなが大学奨学生を中心に組織されるあしなが学生募金事務局は、2026年4月18日から「第111回あしなが学生募金」を、全国約120か所で実施します。自らも奨学金を受けて進学できた遺児学生たちが、後輩遺児たちのために声を上げます。
一人でも多くの遺児たちに奨学金を届けるため、学生募金への温かいご支援とご協力をよろしくお願いします。
春のあしなが学生募金について
<名称>第111回あしなが学生募金
<主催>あしなが学生募金事務局
<協力>一般財団法人あしなが育英会
<募金使途>全額を日本国内の病気・災害・自死遺児と親に障がいがある子どもの奨学金として、あしなが育英会に寄付
<日程・場所>2026年4月18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日)
全国47都道府県約120か所の主要駅頭・街頭で実施
※4日間のうち、一部日程のみ実施する場所もあります。詳しい実施場所や、場所ごとの実施日時は、あしなが学生募金ウェブサイトの実施場所ページをご覧ください。
報道機関のみなさまへ
こちらからプレスリリースをダウンロードできます。
報道機関の方からのお問い合わせ先
一般財団法人あしなが育英会 広報部広報渉外課(担当:島田)
電話:03-3221-0888(平日9時から17時)
メール:press★ashinaga.org(★を@に変えてお送りください)
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ネット募金へのご寄付は、上記「募金の使途」のとおり、全額を日本国内の病気・災害・自死遺児と親に障がいがある子どもの奨学金として使わせていただきます。
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