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春の募金の第一声高らかに 西川きよしさんも応援|東京・大阪でセレモニー

2026年4月18日(土)から全国120か所で実施される「第111回あしなが学生募金」(主催:あしなが学生募金事務局、協力:一般財団法人あしなが育英会)のオープニングセレモニーが4月11日(土)、東京の新宿駅前(新宿区)と大阪のなんば広場(大阪市)で開かれました。




学生たちが、翌週から始まる街頭募金への協力を呼びかけるオープニングセレモニー。大阪でのセレモニーには、ゲストとしてタレントの西川きよしさんが参加してくださり、通行人や集まった報道機関に奨学金の必要性を訴えました。

東京|学生24人 意気高く呼びかけ

東京でのセレモニーには、学生募金事務局の学生24人とあしなが育英会会長の村田治が参加し、春の街頭募金の第一声をあげました。 
 
あしなが学生募金事務局の事務局長、金井さん(大4)は、歴代の事務局長が受け継いできた「あしながさん」のシルクハットをかぶり、次のように呼びかけました。 

私は高校3年生の時に、ガンで父親を亡くしました。家計は厳しく、進学してもいいものか本当に迷いました。しかし、あしなが育英会の奨学金を受けることができ大学進学を諦めずにすみました。

奨学金がなければ、夢を追うことができなかったと思います。夢を諦めなくてすんだ一人として、子どもたちが夢を諦めないで良い社会を作りたいと思い、この活動を続けてきました。 

今、経済的な理由で、進学を諦めてしまう子どもがいます。親がいなかったり、親に障がいがあったりすることで、子どもたちに未来を手放してほしくありません。 
 
私たち「あしなが学生募金事務局」には、全国に400人の仲間がいます。1人でも多くの子どもたちに、環境に左右されない未来を届けるために、来週末、再来週末に、同じように街頭に立って声を上げます。 

子どもたちが夢を追い続けられる社会をつくるために、あなたの力を貸してください。 


自らの経験を語り、支援を呼びかける金井事務局長



本会会長の村田もマイクを握り、「ホルムズ海峡の封鎖による原油価格の上昇で、物価が上がってくることが予測されます。いつの時代も、こういった経済的危機があったときに、真っ先にその打撃を受けるのが貧困家庭です」と述べ、すでに厳しい生活のさらなる悪化が危惧されている、遺児や親に障がいがある子どもたちへの支援を求めました。 

 

募金をしてくれた方に感謝する村田(左から2番目) 



学生募金事務局の首都圏エリアの地区リーダー7人は、マイクを通さない自らの声で、募金を呼びかけました。学生たちの力強い声に足を止め、募金箱に手を伸ばす方も多く見られ、セレモニーは盛況のうちに幕を閉じました。 

 

 

大阪|西川きよしさん 40年目の街頭募金 

大阪でのセレモニーには、学生10人に加えて、スペシャルゲストの西川きよしさんが登場しました。西川さんは、1986年からほぼ毎回欠かさずセレモニーの応援に駆けつけてくださっており、今回で40年目の参加となります。 

 

セレモニーが始まる前に、学生と話す西川さん(右)。 
学生たちは「きよし師匠」と慕い、毎年春と秋に会えることを楽しみにしている。 



この日はMBSラジオ「ありがとう浜村淳です」への生出演と、「なんばグランド花月」での出番の合間に、約30分間にわたってマイクを握ってくださいました。 
 
「みなさんにいただいた募金によって、しっかり勉強していただいて、自分が社会人になった暁には、同じ立場にある子どもさんたちを支えて欲しいと思い、毎回ご協力しています」という、参加した学生たちへエールも込められた呼びかけに、多くの方が募金をしてくださいました。 

 



学生募金事務局の関西エリアマネージャーを務める新井さん(大3)は、「私も高校、大学と、あしなが奨学金を受けて進学した遺児の一人です。私は幸運にも奨学金を受けることができましたが、それが叶わず、今も自分の将来について悩んでいる高校生がたくさんいます」と、高校奨学金予約採用の採用率が65%にとどまっていること*に触れました。 

そして、「夢に向かって努力をしている、一人でも多くの子どもたちに、あしなが奨学金を届けたいです。どうかご支援をよろしくお願いします」と訴えました。 

 

*高校奨学金予約採用の状況については、こちらの記事をご参照ください



「この募金が大きな力となり、遺児たちの進学の夢を叶えます」と新井さん(中央) 

 


セレモニーの後の記念写真。 
西川さんは「元気な限りは続けさせてもらおうと思います」と話し、足早になんばグランド花月へと去っていった。 

春の街頭募金は4月18日(土)から 

セレモニーが行われた首都圏と関西以外の地域でも、本番に向けた最終準備が進められています。 
 
北海道エリアマネージャーの横山さん(大4)は、「遺児家庭は普通の生活を送りたいだけなのに、物価上昇でそれすら叶わない現状に、衝撃を受けている。この状況を変えるために力を尽くしたい」と話します。 
 
中四国エリアマネージャーの小泉さん(大4)は、「私たち一人ひとりの呼びかけが、支援の輪を広げる力になると信じ、仲間たちと誇りを持って募金本番に臨みたい」と、意気込みを語りました。 
 
第111回あしなが学生募金は、4月18日(土)から全国120か所で実施されます。温かいご支援とご協力をよろしくお願いします。

 

学生募金事務局400人の先頭に立つ、金井事務局長(前列中央)と全国8エリアのエリアマネージャーたち

春のあしなが学生募金について

<名称>第111回あしなが学生募金

<主催>あしなが学生募金事務局

<協力>一般財団法人あしなが育英会

<募金使途>全額を日本国内の病気・災害・自死遺児と親に障がいがある子どもの奨学金として、あしなが育英会に寄付

<日程・場所>2026年4月18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日)
全国47都道府県約120か所の主要駅頭・街頭で実施
※4日間のうち、一部日程のみ実施する場所もあります。詳しい実施場所や、場所ごとの実施日時は、あしなが学生募金ウェブサイトの実施場所ページをご覧ください。

 

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投稿者

島田 北斗

2016年に新卒で入局。海外担当を振り出しに神戸の学生寮勤務、学生募金担当などを経て、現在は広報渉外課でメディアリレーションとオウンドメディア取材を担当。中四国エリア担当(教育事業)も兼務。高校、大学とあしなが奨学金を受けて進学した卒業生でもあります。

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