【ご注意ください】FacebookやMessengerでの面識のない方からのご寄付の依頼について
このところ、詐欺の可能性があるお問い合わせが増えております。
多くの場合、身元が不確実な人物や団体などからFacebookやMessengerで友達申請があり、申請承認後、メッセージのやり取りを通して遺産や隠し財産を慈善団体に寄付したいという相談をされ、相談に乗っているうちに個人情報等を要求されたり何かを受け取る依頼をされたりするという流れです。
また、お相手の方とのやり取りには共通している、または類似している点が多くございます。
【本会へのお問い合わせ内容の例】
- Facebookで友達になった海外在住の方からのご寄付の仲介依頼を受けた。
- 日本語での連絡で、相手は未亡人で高額の財産(夫の遺産、もしくは自身の資産)を持っているという。
- 癌(特に咽頭がん)を患っていて、余命いくばくもない。最後の願いを叶えてほしいと言われる。
- 相手は「巨額の資産を慈善活動や事業に使いたい」「慈善団体に寄付したい」と考えており、手伝ってくれる人を探している(例:高齢者向けの住宅の建設、貧しい人々の支援、孤児の支援など)
- 相手から、「送金できないお金であり、現金を箱に詰めて運送会社を使って送るので、その箱を受け取ってほしい。受け取るにあたり、〈氏名〉〈電話番号〉〈メールアドレス〉〈住所〉〈LINEのID〉など個人情報を送ってほしい」と言われる。
FacebookとMessengerを運営するMeta社は金銭を騙し取る目的以外にも、個人情報やアカウントのアクセス許可を騙し取ろうというねらいの場合もあるとして、注意喚起しています。また、「よくある詐欺行為」として次の項目をあげ、アカウント保護の方法や、詐欺に引っ掛からないためのルールを案内しています。
投資詐欺 / 恋愛詐欺 / 求人詐欺 / 宝くじ詐欺 / ローン詐欺 / ショッピング詐欺
詳しい内容は、Facebookヘルプセンターのページでご確認ください。
「Facebookでの詐欺を防ぐ方法について」Facebookヘルプセンター
(外部サイトが開きます)
万が一、同様のメッセージを受け取られた場合は、やり取りを進めず、最寄りの警察署や迷惑メールセンター、消費生活センター、国民生活センターなどにご相談することをお勧めいたします。