寄付型クラウドファンディングとは?利用方法も解説
寄付にもさまざまな形があります。近年では、クラウドファンディングを利用した寄付型クラウドファンディングも登場しています。この記事では、寄付をしたいと考えている方に向けて、寄付型クラウドファンディングについてご紹介します。また、寄付型と、購入型や投資(融資)型との違いについてもお話しています。
クラウドファンディングとは?
この項目では、クラウドファンディングとは何かについて解説します。また寄付型・購入型・投資(融資)型という、クラウドファンディングにおける3つのタイプの違いについても詳しく見ていきましょう。
クラウドファンディングとは何か
クラウドファンディングとは、インターネット上で不特定多数の人に、自分の行いたい活動や事業などへの支援を呼びかけることを言います。クラウドファンディングは、近年さまざまな活動や事業に広く使われています。
寄付型・購入型・投資(融資)型の違い
クラウドファンディングには寄付型・購入型・投資(融資)型などの種類があります。
寄付型クラウドファンディングはリターン(返礼品)が基本的に発生せず、活動報告などをリターンとします。寄付型は、社会貢献的な活動内容のものが多いのが特徴です。
購入型クラウドファンディングは、リターン(返礼品)がある支援の方法となります。支援者は起案者(プロジェクトオーナー)を資金で支援する代わりに、モノやサービスの提供を受けることができます。
投資(融資)型クラウドファンディングはお金や株券などでリターン(返礼品)を得ます。リターンは投資額の〇パーセントなどとなっており、資産運用的な側面もあります。
寄付型クラウドファンディングのメリット・デメリット
ここからは寄付型クラウドファンディングのメリットとデメリットを紹介します。
寄付型クラウドファンディングのメリット
寄付型クラウドファンディングは、税金面におけるメリットもありますが、一番のメリットは社会問題の解決に役立つことです。自分が解決したいと思っている社会問題に取り組んでいる個人や団体の活動を応援することができます。
寄付型クラウドファンディングのデメリット
購入型と違い、寄付型クラウドファンディングは、商品やサービスなどの返礼品はないことが多いです。しかし、プロジェクトによっては活動報告などを受け取ることもあります。
寄付型クラウドファンディングを活用した支援方法
寄付型クラウドファンディングを活用し、社会や困っている人に対して支援をする方法は2つあります。自分自身でプロジェクトを立ち上げて寄付を募る方法と、既存のプロジェクトに寄付する方法です。
あしなが育英会も寄付型クラウドファンディングを活用した募金活動を行っています。2020年4月には、コロナの影響を受け50年以上の歴史を持つ街頭募金がはじめて中止となりました。これを受けてオンライン上で寄付を呼び掛けようとクラウドファンディングに初挑戦し、多くの方にご寄付をいただきました。あしなが育英会のために、プロジェクトを立ち上げて寄付を呼びかけてくださった方もいらっしゃいます。
詳しくは、下記リンク先の記事もご覧ください。
終了報告:オンライン募金キャンペーン「あしながグローバル100チャレンジ2020秋冬」
寄付型クラウドファンディングを上手に活用しよう!
近年では寄付の方法も多様化しており、寄付型クラウドファンティングも新しい寄付の形の1つです。
あしなが育英会では、現在進行中のクラウドファンディングプロジェクトはありませんが、遺児たちのためにプロジェクトを立ち上げて、寄付を呼びかけてくださる方は大歓迎です。
是非、あしなが育英会のファンドレイザーになってください!