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お手紙が育む、あたたかなつながり|あしながさんVOICE<25年残暑見舞い特別版>

日々あしながさんから寄せられるメッセージをご紹介する「あしながさんVOICE」。

今回はあしながさんから届いた直筆のお手紙(奨学生からの残暑見舞いへのお返事)をご紹介します。

あしながさんから奨学生へのお手紙

(※公開許可をいただいたものを匿名で掲載しています)

 

残暑お見舞い申し上げます。おはがき有難うございます。勉強とテニスを頑張っていらっしゃる様子ですね。頼もしく拝見しました。
あなた達が元気に過ごしている姿を思い浮かべる事は、私達、大人の頑張りを支えてくれる力になります。
私は今、90才の父の面倒をみて仕事もしているのですが、その父に、「お父さんの目が覚める時には、父さんの細胞たちが伸び伸びしているのよ。」と声かけをします。
もちろん、あなた達の細胞達は、もっともっと伸び伸びしているのだと思うのです。
お互い、毎日、一日を伸び伸びと大切に過ごしましょう。
まだまだ暑い日が続きます。熱中症には特に気を付けて、ご自愛ください。

 


残暑というには厳しすぎる暑さですね。

嬉しいお葉書をいただきありがとうございました。
高校生活最後(?)の演奏会は無事にやりきった!でしょうか。三年生として一年生に言いたい事を伝えるのに“苦労する”といえるのは○○さんの優しさゆえでしょう。そんな事は考えずに口に出してしまう人の方が多いと思います。
筝曲部のある高校って素敵ですね。実は私も小学生から高三まで箏を習っていました。○○先生ってご存じでしょうか。作曲もされているのでひょっとしたら知っておられるかもしれません。
大学に入って忙しくなり遠のいてしまいましたが、大人になって“琴が弾ける”というと、ちょっと自慢できますよ。今はユーチューブでLEOさんの演奏を聴いて楽しんでいます。
高校生活もあと少し、たくさんの想い出を作って楽しく過ごして下さい。
進路の問題とか考える事も多いでしょうが、信じる道を歩んでいってほしいと思います。
悩むことができるのも若さの特権ではないかと思います。おばあちゃんになったらずるくて悩みませんもの。
しんどくなったら休んで、貴女らしい道を発見される事を祈っています。この空のどこかで応援しています!
お便りありがとうございました。

 


残暑厳しい日々ですが、お元気ですか?
お手紙を頂いていたのに返事が遅くなってごめんなさい。○○さんはトリマーの専門学校に行かれているとのこと。人だけでなく動物とコミュニケーションをはかるのは難しいですがやりがいのあるお仕事だと思います。
どうかこれからも自分と向き合い○○さんの夢に向かって少しずつでも歩んでいって下さいね。遠くからですが応援しています!!
あしながより

 

ウェブサイト経由のメッセージ

ウェブサイトでご寄付の際にいただくメッセージでも、残暑見舞いへのお返事をもらっています。一部をご紹介します。

(※公開許可をいただいたものを匿名で掲載しています)

 

残暑見舞いのおハガキありがとうございます。○○様より拝受いたしました。将来への夢に向かって進まれているんですね。一番楽しい時期かもしれませんね。
私はうつ病やパニック障害、そして白血病・骨髄移植を経験しました。正直10年も生きられるのか分かりませんでした。今移植後20年が経ち、素晴らしい職場で障害者雇用枠として働いております。こんなおじさんにも夢はあります。そのために毎日2時間は勉強しております。
たった一人の人間が世界を変えることもできる。この言葉を胸に。頑張れ!

 

いつも素敵なおハガキをありがとうございます!若い方々は社会の宝だと思っています。みなさんの活躍と幸せを願っています。微力ですがこれからも応援します!

 

また四半期末に寄付が出来る元気があり、幸せです。やっと涼しくなってきましたが、人生も同様で必ず嫌なこと、辛いことがあると思いますが、また良い時が巡って来ます。それを待って粘り強く、行きましょう。ところで、○○さんから残暑見舞いを頂きましたが、このところ筆無精で失礼しました。このメッセージでかえさせて下さい。

 

あしなが育英会事務局へのお手紙をいただくことも

「奨学生からの残暑見舞いが嬉しい」「自分の励みになっている」と、事務局宛てにメッセージをいただくこともあります。お手紙をご紹介します。

 

 

今年も嬉しいおハガキを頂きました。また宝物が増えました。
新聞、ニュースはすみからすみまで読んでいます。玉井会長の「志」がこれからも永く続いていきますよう、微力ながら応援を続けたいと思っています。

 

◇◇◇

 

奨学生とあしながさん 手紙を通じた交流

毎年夏が終わるころ、あしなが奨学生たちに、「あしながさんへの残暑見舞いを書いてみませんか」と呼びかけています。
集まったハガキには、高校生や大学生らの近況、日頃の学びや気づき、頑張っていることや追いかけている夢、そして、支えてくださるあしながさんへの感謝の思いなどが、素直な言葉で綴られています。
そんな心のこもったハガキを本会が預かって、あしながさんにお送りしています。そして、あしながさんからお返事をいただいた際には、また奨学生に届けています。今回ご紹介したのは、あしながさんから受けとったお返事の一部です。

自分が出した残暑見舞いに対して、喜びと励ましの言葉をもらった奨学生たちは、何度もお手紙を読み返したり、そっと心にしまったり――。きっと、特別な体験になっていることでしょう。たった一通のお手紙が、夢を追いかけて学び続ける奨学生の、日々を生きる支えとなることもあります。

 

奨学生とあしながさん、双方の想いが込められたお手紙の交流は、目に見えないあたたかなつながりを育んでいます。

◇◇◇


【あしながさんVOICE】に関するお問い合わせやメッセージは寄付課までお気軽にお寄せください。
メール:supporter★ashinaga.org(★を@に変換してお送りください)

※継続的なご寄付をくださっているあしながさんへ、年に一度、奨学生直筆の「年賀状」「残暑見舞い」のうちいずれかをお送りしております。

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