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お便り、大切に拝読しました|あしながさんVOICE〈残暑見舞いへのお返事特集 23年9月〉

お知らせ 2023.10.17

あしながさんから、奨学生の残暑見舞いへのお返事が届きました

「あしながさん」の由来となったアメリカの小説『あしながおじさん』をご存知ですか?

 

>>>ジーン・ウェブスターの名作『あしながおじさん』とは?

 

この物語にちなんで、あしなが育英会では、継続的なご寄付をくださっているあしながさんに、年1回、奨学生から届いた直筆の「年賀状」、「残暑見舞い」、「卒業礼状」のいずれかをお送りしています。(※種別はご指定いただけません)

 

今回のあしながさんVOICEは、9月にお届けした奨学生からの残暑見舞いに対していただいたお返事特集です。

 

“秋の足音が近づいてきました。お元気で勉強に励んでいらっしゃいますか?私は先月舅を老衰で見送りました。98歳でした。その節には、看護師の皆さんには大変にお世話になり、感謝の気持ちで一杯です。どうぞ〇〇さんも素敵な看護師さんになって下さい。応援しております。ガンバレ!! “

あしながさんと奨学生の、目に見えない絆を育む「手紙の交流」

毎回たくさんのあしながさんから、「もらった葉書を何度も読み返しています」「私の寄付が少しは役立っていると知って嬉しい」「偶然、自分と同じ分野を勉強されていてご縁を感じる」「息子と同じ歳なので我が子の成長のように嬉しい」などのお声をいただいており、あしながさんが奨学生との交流を楽しみにしてくださっていることが伝わってきます。

 

中には、奨学生宛にお返事を書いてくださる方もいらっしゃいます。届いたお返事はあしなが育英会から奨学生に送っており、それを受け取った奨学生たちからは「あしながさんからのお返事は宝物にしている」「卒業後も折々の節目に見返して励みにしている」などの声が寄せられています。

お手紙の交流が、奨学生の学校生活を支えているだけでなく、人生を歩むための力にもなっていることがわかります。

 

直筆の手紙を書くことが少なくなった現代だからこそ、手書きの文章からにじみ出る人柄や優しさに、相手の存在やつながりを感じるのかもしれませんね。

 

一人でも多くの奨学生に、目には見えなくても、あしながさんとの間に、温かな絆が存在していることを知ってほしい――。そう願い、数点をご紹介させていただきます。

 

 

“残暑まだまだ厳しい日々が続いておりますが、〇〇さんは愛玩動物看護師になりたいとの事、暑さに負けず日々頑張っている事だと思っております。きっととても心優しく明るい性格の人の様に思います。目標にした夢に向かって頑張る姿は若さ漲(みなぎ)る素晴らしい事です。ぜひその夢が叶います様に心からお祈りして居ります。季節の変わり目体調に気をつけて頑張りすぎない様に、夢に向かって頑張って下さい。”

 

 

“お便り、ありがとうございました。私も茶道を30年以上やっていました。茶道は、心をそして人生を豊かにしてくれます。高校生活もあと約半年、そのあとは新しい道が始まりますね。頑張ってくださいね。”

 

“先日はお便りありがとうございます。大切に拝読しました。私はWEB制作等の仕事をしています。奇遇ですね。私も沢山学び、20代前半で独立・企業し、無事、創業10年以上です。IT系の仕事は、スキルがあれば、理想の働き方や生き方を比較的実現しやすいので、おすすめです。日々邁進されていて、頼もしいですね!楽しみながら続けていくうちに、夢が色々と実現していき、20代・30代と進むほど、どんどん人生が面白くなりますよ。体に気をつけて、お互いに「毎瞬」楽しみながら、進んで行きましょう。応援しています!!”

 

“お手紙ありがとうございました。この夏は暑かったですが元気に過ごせましたか?法律を学んでいるとのこと公務員試験の準備と共にどうぞ頑張ってください。健康にはくれぐれも気をつけて下さいね。”

 

※本会に届いたお返事は、本部事務所で確認したのち、宛先の奨学生や卒業生宛にお届けしています。

※匿名紹介を承諾いただいたもののみ掲載しています。

「あしながさん」の由来となったアメリカの小説『あしながおじさん』

孤児院で育った少女ジュディは、その文才がある資産家の目に留まり、毎月手紙を書いて送るという約束のもと、大学進学のための資金援助(奨学金)を受けられることになりました。進学の機会を与えてくれたその人の名前も顔も知らなかった彼女は、唯一見ることができた夕陽に照らされて脚が長く映った影から、その人に「あしながおじさん」というあだ名をつけます。そして、孤児院から出て大学の寮で暮らし始めた彼女は、約束通り、学生生活のこと、初めての体験、感動したこと、日々の学びや気づきなどを、手紙で「あしながおじさん」に報告し続けます。

この「ジュディからあしながおじさんへの手紙」こそが、小説全体の本編となっています。「手紙」そのものがこの小説の魅力であり、また主人公のジュディの知性と教養を育む鍵となっていきます。

・・・

物語のご紹介はここまで。ぜひご自身で読んでみてください!

 

◇◇◇

 

【あしながさんVOICE】に関するお問い合わせやメッセージは寄付課までお気軽にお寄せください。学生からの残暑見舞いや年賀状へのお返事、本会宛てのお手紙なども随時お待ちしております。

 


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