広島県立叡啓大学・広島県立叡智学園との協定締結
お知らせ 2020.12.23
2020年11月25日、一般財団法人あしなが育英会は、来春開校する広島県立「叡啓(えいけい)大学」及び、2019年4月に新設されたばかりの広島県立広島叡智(えいち)学園 中学校・高等学校と連携協定を結びました。
「多様性を尊重し、異なる文化・価値観等を有する他者と協働できる力」の育成をめざす叡啓大学と、アフリカの遺児を祖国のリーダーに育成する長期計画、「アフリカ遺児高等教育支援100年構想」(アフリカ遺児高等教育支援100年構想のページ)を進めているあしなが育英会の「志」が重なり、コロナで断絶された世界をつなぐ新たな国際教育プロジェクトが、平和都市・広島で始まります。
広島叡智学園中学・高校は、広島県を挙げての取り組みとして国際色豊かな英語ベースの教育プログラムを実施。「世界中のどこにおいても地域や世界の『よりよい未来』を創造できるリーダー育成」という広島叡智学園が掲げるビジョンは、アフリカにおけるリーダー人材の育成をめざす本会の目標と合致し、世界中から多様な生徒が集まる広島叡智学園でアフリカの高校生にも学んでもらいたいということから、協定を締結するに至りました。尚、県立高校への高校留学生派遣は初めてとなりました。
主な協定内容
- あしなが育英会は、AAIプログラムで選抜した優秀なアフリカの遺児から叡啓大学への留学希望者を募り、推薦する(国公立大学では初めて)
- あしなが育英会は、あしながウガンダ・セネガルから募集した高校留学生を広島叡智学園高校に推薦する。(公立高校では初めて)
- 叡啓大学および広島叡智学園高校は、あしなが育英会のAAI事業の拠点(ウガンダ、セネガル、アメリカ、イギリス、フランス、ブラジル等)に、学生・生徒をインターンやボランティアとして派遣する