明治安田生命からのご寄付贈呈式で奨学生がスピーチ
明治安⽥⽣命保険相互会社から本会への寄付贈呈式が3月17日、同社本社で行われました。
同社は20年以上前から本会のチャリティーイベント「あしながPウォーク」に参加され、2011年からは独自の取り組みである「あしながチャリティー&ウォーク」を実施。従業員の皆様によるウォーキングおよびチャリティー募金を通じて、本会の活動を長期にわたり支えていただいています。
コロナ禍による本会奨学生の苦境にも深い関心をもっていただき、昨年6月に1回目、そして今回、2回目の特別支援をいただきました。
贈呈式で大西忠副社長は「あしなが奨学生の皆さんは、学業を継続していく上で大変な苦難に直面していると思います。これからもしっかりと支援して参ります」と話してくださいました。
本会からは関事務局長が感謝状をお渡ししたのち、あしなが心塾(東京都日野市)塾生の東京都市大学環境学部3年・村本麻里花さんと、マダガスカル出身で東京都立大学都市環境学部1年のラライアリマナナ・ニライナさんの2人が全国のあしなが奨学生を代表して、感謝のスピーチを行いました。
村本さんは「昨年はコロナのため街頭募金ができませんでしたが、多くのあしながさんのご支援のおかげで、大学での勉強を続けることができています。皆様のご期待に添えるように頑張っていきます」と語りました。
ニライナさんは来日当初の経験を振り返りながら、「日本に来た時は不安を感じていましたが、日本人の学生と交流しながらお互いに理解しあい、日本の生活にも慣れ、日本語も上達できました。将来は日本で学んできたことを母国でどう生かすかを考え、日本とマダガスカルの懸け橋になることを目指します」と決意を語りました。