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あしなが心塾・虹の心塾で入塾式をおこないました

4月6日、あしなが奨学生のための学生寮「あしなが心塾」(東京都日野市)と「虹の心塾」(兵庫県神戸市)は入塾式をおこないました。今年はあしなが心塾に19人、虹の心塾に9人が入塾し、大学と心塾という2つの学び舎での新生活をスタートさせました。
 
式の前半は東西の心塾をオンラインでつなぎ、合同で開催しました。式の冒頭では、あしなが育英会会長で両塾の塾長でもある玉井義臣が式辞を述べました。「心塾は、仲間たちと出会い、語らいをする場所です。自分の考えを仲間とぶつけ合いながら、新しい価値観を育んでください。これが、希望に満ちた人生を築くための第一歩となります」と、新入塾生に向けて思いを語りました。

玉井(スクリーン中)の式辞を聞く虹の心塾生たち


続いて会長代行の村田治は、「自分の大学での専門分野に加えて、心塾で様々なことを学び、吸収して、卒塾してほしいと思います。失敗を恐れず何にでもチャレンジをしてください」と激励しました。 

式辞を述べる会長代行の村田


後半は東西に分かれて開催され、それぞれの会場で新入塾生代表の決意や、上級生からの歓迎の言葉などが述べられました。 

あしなが心塾の新入塾生を代表して挨拶する若林さん 


あしなが心塾に入塾した若林さんは、「県外大学への進学は経済的に厳しく、一度は進学を諦めましたが、心塾を知ったことで再びその夢を持つことができました。心塾を支えてくださっているあしながさんには、感謝してもしきれません」と深い感謝の気持ちを話していました。 
 

決意を語る虹の心塾のジョセフさん


100年構想生*として虹の心塾に入塾したジョセフさんは、「日本の大学で学び、将来はAI技術を使って、母国ガーナを発展させたいです。これから勉強をすることが楽しみです」と語っていました。 


*アフリカ遺児高等教育支援100年構想…サブサハラ・アフリカ地域の各国から毎年1人ずつ優秀な遺児を選抜し、世界の大学に留学する機会を通して、将来様々な分野で活躍し、母国の発展を担うリーダーを育成するプロジェクト。

式後に虹の心塾の前で笑顔を見せる新入塾生たち 

投稿者

島田 北斗

小6で父を亡くした奨学生OB。「後輩遺児たちの人材育成に携わりたい」と2016年に新卒で入局。海外担当や関西エリア担当などを経て、2023年から2度目の神戸勤務。現在は学生寮「虹の心塾」、中四国エリア、広報を担当。学生たちと向き合う日々を送る。

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