仙台レインボーハウス(宮城県)
SENDAI RAINBOW HOUSE
-
仙台レインボーハウスについて
JR仙台駅から徒歩14分、仙台市地下鉄五橋駅から徒歩1分というアクセスしやすい場所にある、大きなホールが特徴的な建物です。
東北のセンターのような機能を持つ当所には、年間を通じて県内だけでなく全国各地から震災遺児及びその保護者がいらっしゃいます。定期の日帰りプログラムの開催に加え、それぞれに合わせた関わり合いを大事に出来るよう、小学生・中高生・18歳以上といったように年代別のプログラムも開催しています。
その他、子ども・若者支援を行っている団体への施設貸し出しも行っており、仙台周辺地域の子ども・若者支援の拠点にもなっています。 -
仙台レインボーハウス設立の経緯
東日本大震災と津波で親を亡くしたり(関連死含む)、親が行方不明となったりした子どもたち計2083人が、震災後にあしなが育英会とつながりました。本会は2083人全員へ一人当たり約283万円の特別一時給付金を支給しましたが、金銭的支援のみならず、同じ境遇の子どもたちとその保護者の出会いと交流の場所を提供するため、2014年に竣工しました。
宮城県仙台市及び近郊のご家庭を対象としたプログラムを定期開催すると共に、東北地域の中心的拠点として全国の震災津波遺児家庭を対象としたプログラムも実施。年間を通じて全国各地から多くの震災津波遺児及びその保護者が様々なプログラムに参加しています。
また、「仙台ワンデイプログラム」には、震災以外に起因する遺児家庭も参加しており、東北地域におけるグリーフサポートの拠点としての役割も担っています。
仙台レインボーハウスが
開催しているプログラム
仙台ワンデイプログラム
【参加できる人】
東日本大震災・津波で親をなくした、もしくは行方不明の子ども(現在、大学生や社会人を含む)とその保護者。
病気や災害、自死、事故などの理由で、親との死別を経験した子どもとその保護者。
【参加方法】
対象のご家庭に案内を郵送しております。仙台レインボーハウスを中心に東日本大震災津波遺児以外で親を亡くした子どもとその保護者の受け入れをはじめました。新規に参加をご希望される方は仙台レインボーハウスまでお問い合わせください。
【費用について】
参加費、交通費、行事保険料かかりません。(無料)
【備考】
震災遺児家庭以外の方で、ご参加を希望される場合には、仙台レインボーハウスにお問い合わせください。
ワンデイプログラム以外でのプログラム
こころの居場所
毎年、震災が起きた3月11日とその周辺で「こころの居場所」を開催しています。各ご家庭、人によって3月11日の過ごし方は様々ですが、その日を過ごす1つの選択肢となるように、震災津波遺児家庭向けにレインボーハウスを開館しています。追悼式やお墓参りの後に一休みするために来館される方もいらっしゃいます。
その他開催しているプログラム
不定期ではありますが、前泊を伴うプログラム「つどい」を年に数回行っています。
18歳以上の震災遺児を対象とした「にじカフェ」を年に4回程度行っています。
保護者のプログラム
つどいやワンデイプログラム中、子どもたちとは別室で保護者の会を行っています。保護者同士でお茶を飲みながら配偶者を亡くした経験を分かち合ったり、生活や子育ての悩みなどを語り合ったりしています。
仙台レインボーハウス
関連記事
活動紹介
activity