【ひと】青森での募金復活に向けて~5/14(土)実施~
2022年5月から12月まで、全国47都道府県をリレーでつなぎ寄付を募るあしなが学生募金 全国募金リレー。リレー最初の街頭募金は5月14日(土)に、北海道と青森県で実施されます。
実施を前に、青森県でのあしなが学生募金の復活に向けて奮闘する、あしなが大学奨学生のさきさんを紹介します。
つがる市出身のさきさんは、高校生1年生の頃からあしなが奨学金をうけています。中3の時に父親が脳出血で倒れ、麻痺が残ってしまい働けなくなりました。母の仕事だけでは学費の捻出が困難で、たどりついたのがあしなが奨学金でした。高校、大学と奨学金をうけ、現在は弘前市内の大学で、夢である作業療法士になるための勉強をしています。大学4年生になった今は臨床実習の真っ最中。「患者さんとの関わりや学校の授業では学ぶことの出来ない経験が出来て、とても充実しています!」と満足気に語ってくれました。
そんなさきさんは、大学1年生の時にあしなが学生募金の活動を始めました。「自分と同じような境遇にある遺児たちにも奨学金を届けることで、夢をあきらめないでほしい」と願い、今日まで活動を続けてきたそうです。青森での募金活動の準備だけでなく、プランニングユニット(募金の企画や戦略を担う部門)のメンバーとして、全国の募金の計画立てもしています。
青森県でもコロナ禍のため、2019年10月を最後に、街頭募金を実施できていません。遺児たちの未来の為には街頭募金の本格復活が急務と、さきさんは仲間たちとミーティングを重ね、準備を進めています。
青森での募金は5月14日(土)に、青森さくら野前、弘前駅前で実施予定です。みなさんに街頭でお会いできるのを楽しみにしています。
また、街頭以外でもご寄付を募っています。クレジットカード、銀行振込、口座引落などでご寄付が可能です。現在青森県内では124人の遺児が奨学金を必要としています。ご寄付で遺児の進学を支えてください。よろしくお願いします。
あなたの支援を必要としている子どもたちがいます。
あしなが育英会では、病気や災害、自死などで親を亡くした子どもや、障がいなどで親が働けない子どもを支えています。
これまであしながさんのご支援のお陰で11万人の遺児が進学の夢を実現しました。
遺児たちをそっと支援する「あしながさん」として、子どもたちを応援してくれませんか?
※本記事は、あしなが学生募金全国募金リレー特設サイトに掲載された記事を再構成しました。