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【ひと】鹿児島での街頭募金の復活に向けて

2022年5月から12月まで、全国47都道府県をリレーでつなぎ寄付を募るあしなが学生募金 全国募金リレー。第13週目となる10月22日(土)には鹿児島、島根、愛媛の3県で実施されます。

今回は鹿児島での募金の復活に向けて奮闘する、学生募金事務局鹿児島宮崎ブロックのマイケルさんを紹介します。

 

マイケルさんは現在大学3年生。公務員を目指し、地元熊本を離れて鹿児島市内の大学で経済学を学んでいます。そんなマイケルさんですが、実はあしながの奨学生ではありません。友人が学生募金事務局に所属する遺児学生で、その友人から話を聞いたのが入局のきっかけでした。初めて知った遺児という存在。身近にも困っている子どもたちがいるということに気づき、支援をしたいと考えたそうです。局員になってからは、高校への校内募金実施依頼の電話がけや、新局員募集などの活動に取り組んできました。

 

 

学生募金事務局の九州エリア会議での一枚。左がマイケルさん(2022年3月)

 

 

鹿児島県でもコロナ禍のため、2019年10月を最後に、街頭募金を実施できていません。遺児たちの未来の為には街頭募金の本格復活が急務と、マイケルさんは仲間たちとミーティングを重ね、準備を進めています。

「私達が普段生活していて、遺児について考えることはあまりないと思います。しかし世の中には多くの遺児がおり、その中には貧困などで日常生活すらままならない人も多くいます。そういった現状を知ってもらい、ぜひ鹿児島の皆さんにも遺児を支えていただけたら嬉しいです」とマイケルさんは語ってくれました。

 

 

コロナ禍前の鹿児島中央駅前での街頭募金(2019年10月)

 

 

鹿児島での募金は10月22日(土)に、天文館G3アーケード(セントラス天文館広場)とLi-Ka1920前で実施予定です。みなさんに街頭でお会いできるのを楽しみにしています。

また、街頭以外でもご寄付を募っています。クレジットカード、銀行振込、口座引落などでご寄付が可能です。現在鹿児島県内では198人の遺児が奨学金を必要としています。ご寄付で遺児の進学を支えてください。よろしくお願いします。

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