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【ひと】三重での街頭募金の復活に向けて

2022年5月から12月まで、全国47都道府県をリレーでつなぎ寄付を募るあしなが学生募金 全国募金リレー。第17週目となる11月19日(土)には三重県と岐阜県で実施されます。

今回は三重での募金の復活に向けて奮闘する、あしなが学生募金事務局のあたらしさんを紹介します。

 

 

あたらしさんは現在大学4年生。三重県名張市で生まれ育ちました。将来はシステムエンジニアになることを目指し、地元を離れて長野県内の大学で学んでいます。あしなが学生募金の活動以外にも、ボランティアサークルに所属し、子ども食堂のお手伝いをしたり、災害ボランティアに行ったりしているそうです。

そんなあたらしさんですが、実はあしながの奨学生ではありません。同じ大学の先輩が、学生募金事務局に所属する遺児学生で、その先輩から遺児の現状聞いて、驚いたと同時に助けの手を差しのべることが出来るなら協力したいと思い、メンバーになることを決意しました。

これまで、学生募金のクラウドファウンディングに挑戦して55,000円のご寄付を集めたり、長野ブロックのブロックマネージャーとしてメンバーを率いたりしてきました。現在はヒューマンリソースユニット(局員募集などを担う部門)の全国メンバーとして、全国的な局員不足の解消に取り組んでいます。

 

 

 

 

2021年12月、三重県ではコロナ禍で中止していた街頭募金を、2年ぶりに実施することができました。しかしながら実施は1時間と限定的であり、遺児たちの進学を守る為には街頭募金を本格的に復活させる必要があります。あたらしさんが長野で奮闘しているように、三重県でも熱い想いを持った学生たちがミーティングを重ね、準備を進めています。

 

「私は遺児ではなくボランティアとして関わらせていただいています。この団体に属している遺児学生の皆さんは、自身の環境を言い訳に使ったりしません。むしろ、ばねにして人より頑張ったり、自身と同じ境遇にいる人を救うためにと頑張れる素敵な方々です。地元三重県のみなさんにも、この活動を支えていただければ嬉しいです」と、あたらしさんは語ってくれました。

 

 

コロナ禍前の、伊勢神宮・五十鈴川郵便局前での街頭募金(2019年10月)

 

 

 

奈良県でもコロナ禍のため、2019年10月を最後に、街頭募金を実施できていません。遺児たちの未来の為には街頭募金の本格復活が急務と、ほのかさんは仲間たちとミーティングを重ね、準備を進めています。

 

「私自身もあしなが奨学金を受けて大学に進学しました。経済的な問題で進学を諦める遺児は日本全国 、そして奈良県にもいます。このような状況を皆さんに知っていただくため私は募金を呼びかけ続けます。奈良県の皆さん、ご協力をよろしくお願いします」とほのかさんは力強く語ってくれました。

 

 

コロナ禍前の生駒駅での街頭募金(2019年10月)

 

 

三重での募金は11月19日(土)に、津駅(西出口・10時から16時30分)、近鉄四日市駅(北口通路、ふれあいモール・10時から17時)、伊勢・おかげ横丁(五十鈴郵便局前・10時から16時)、桑名駅(東口・10時から18時)で実施予定です。みなさんに街頭でお会いできるのを楽しみにしています。

 

また、街頭以外でもご寄付を募っています。クレジットカード、銀行振込、口座引落などでご寄付が可能です。現在三重県内では97人の遺児が奨学金を必要としています。ご寄付で遺児の進学を支えてください。よろしくお願いします。

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