「自分にもできることはないかと考えさせられました」|あしながさんVOICE<24年春募金版①>
全国の街頭で行う「あしなが学生募金」で、学生たちは、大きな声で呼びかけます。しかし、実際に呼びかける側に立つと、「ざわめきにかき消されて伝わっていないのでは・・・」と感じることも。そんな不安を払拭してくれるような温かい応援コメントが多数届きました! 学生たちの想いが、町ゆく人々の耳に、心に、そして社会に確実に届いた結果です。
【あしながさんVOICE<24年春募金版>】では、あしながさんから届いたメッセージを3回にわけてご紹介します。 ※()内は表示希望名です。
「自分にもできることはないかと考えさせられました」
◆募金活動をする姿を見て、自分にもできることはないかと考えさせられました。努力する姿は周りの人の心を動かす大きな力になります。明るい未来を信じて、ひたむきに突き進んでください。応援しています。(Y SPERARE)
◆学生ではないですが学びたいと思う気持ちは私も同じです。一緒に頑張りましょう。(合田 歩)
◆いつもニュースで拝見する皆さんの活動に励まされています。街頭募金には行かれませんが、少しでも皆さんの力になれればと思い、街頭募金に合わせて追加の寄付をさせていただきました。学びを続けていく上では困難なことも多いと思いますが、将来に希望をもって明るく頑張っていってくださることを願っています。(塚田 俊彦)
「街頭募金に行ってきました」
◆日頃からいただいているメールで街頭の募金活動を知り、千葉駅前に行ってきました。若者たちが声を張り上げ、頑張っている姿に感動して声を掛けました。老人の身で多額な寄付はできませんが、年に2~3回は寄付をお送りしたいと思っています。昨年の夏に奨学生からいただいた葉書も記憶に残っています。皆さん、将来の夢に向かって、励んで下さい。(藤代 順一)
◆今日、南越谷駅で家族が直接募金してきました。皆さんが懸命に活動している姿に触れるたび、僅かながらも力になればと思っています。体に気を付けて励んでください。(匿名)
◆札幌で、懸命に街頭募金活動されてるのを拝見しました。親の経済力に関係なく、子供が学びたい事を学べる世の中になって欲しいです。(匿名)
◆高校生のころ、別の奨学生だった私も街頭募金に参加しました。夫が急に亡くなった時、この活動を思い出しました。幸い私には仕事があり、周囲の応援もあって、なんとか子ども2人を世に出すことができました。さまざまな境遇の仲間、後輩たちへ。可能性の窓はいつも開いています。あなたを見守り、励ます人たちはたくさんいます。その一端に、つながらせてもらいますね。(匿名)
「あなたに幸せになってほしい」
◆高校生の女の子を持つシングルマザーです。生活がラクではないものですから、私も区の無料で通える塾のお世話になっていました。本当に有り難く、感謝の気持ちでおりました。定額で申し訳ないのですが、1人でも多くのお子さんが当たり前の教育を受けられるようになり、幸せになれる事を願っています。(新田 倫子)
◆あなたに幸せになってほしいと思っています。あなたにとって居心地の良い未来のためにこれからも少しずつですが毎月応援させてもらいます。(匿名)
◆申請の半数が受け取れなかったというニュースを見ました。学びたいと思うひとに学びのチャンスがあることを願っています。いくつになっても学ぶことはできます。受け取れなかったひとにも学ぶチャンスはきっとあるはず。学びたいという気持ちを持ち続けてください。(匿名)
「努力や頑張りは、世界中に小さなさざなみのように広がって、全体を少しずつ向上させていく」
◆大人になってから、家族や友人や知人以外の他者から、見えない支援を受けていたことに気づくことが多々ありました。私自身はそういうことに気づくことによって、人生で起きるしんどいことを少し楽に乗り越えることができました。私一人が皆さまにできるご支援は微力ですが、皆さまを陰ながら支援している人が沢山いることをどこか心にとめて、自分を信頼しながら前に進んでいただけたらなと、いつも応援しています。(匿名)
◆健康が一番大事です。よく食べて、よく寝る。そして、何か気づいた事や、心配な事、不安な事などがあったら、すぐ、相談して下さい。近くの人、だれでもいいですよ。きっと、力になってくれますよ。大丈夫、何とかなります。大人は、あなたを守っていますから。(椛田 茂)
◆皆さんの努力や頑張る姿を遠くから見ている人たちが大勢いますよ!遠くから気遣い心配している人たちが大勢いますよ!ひとりぼっちだと思わないで下さいね! 皆さんを陰ながら応援している人たちの声を、顔を想像してください。貴方達が、そして私達皆が頑張って生きていくことで、少しずつこの世界を良くしているんです。努力や頑張りはその人一人だけのものじゃない・・・世界中に小さなさざなみのように広がって、人々全体を少しずつ向上させていくんだと信じています。(匿名)
春のあしなが学生募金に、温かいご協力をありがとうございました!
この春も、全国のあしながさんが会場まで足を運び、学生たちに直接励ましの言葉をかけてくださったと伺っています。貴重なご寄付そしてお時間をいただき、本当にありがとうございました。
>>>【春の学生募金】全日程無事終了! たくさんのご支援をありがとうございました
日本人奨学生もアフリカ出身奨学生も、「後輩遺児のため」「遺児のおかれた環境を変えるため」との想いで、活動に取り組んでいます。国籍や文化の違いを超え、互いに刺激し合い、共に成長するあしなが奨学生たちのようすは、ウェブサイトや機関紙でご報告していきます。ぜひご覧ください。
>>>【前編】学生たちの想いよ、届け! ’24年春「あしなが学生募金」リーダーたちの声を紹介
>>>本会のアフリカ奨学生が『アフリカ系の最も影響力のある100人(40歳以下の部)』に選ばれました!
※「あしなが学生募金」をとおしていただいたご寄付は全額、「あしなが学生募金事務局」から「一般財団法人あしなが育英会」へ寄付されます。その後、ご寄付の半分を国内遺児の奨学金として、残りの半分をアフリカ出身のあしなが奨学生の奨学金等として、大切に使わせていただきます。
学生のみなさんに知ってもらいたいこと
街頭ではわからなくても、たくさんの「あしながさん」が、熱い想いでみなさんを応援してくれています
みなさんを応援してくださっているのは、「あしなが学生募金」のときに街頭で出会った「あしながさん」だけではありません。「会場には行けないから」、「毎月応援したいから」など、ネットや定期的なご寄付を通じて、あしなが奨学金を支えてくださる方がたくさんいらっしゃいます。中には、「あしながさん」歴が20年や30年という方も少なくないのです。
この【あしながさんVOICE】シリーズが、みなさんの目に見えないところでもたくさんの応援があることに気づくきっかけになってくれたら、嬉しく思います。
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今回は、2024年4月の街頭募金の時期に、ウェブサイトからのご寄付とともに届いたメッセージの一部をご紹介しました。残り2回を、ぜひ楽しみにお待ちください!
【あしながさんVOICE】に関するお問い合わせやメッセージは寄付課までお気軽にお寄せください。学生からの残暑見舞いや年賀状へのお返事、本会宛てのお手紙なども随時お待ちしております。