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当事者の意見を日本の子ども政策へ~遺児奨学生がこども家庭審議会委員に就任

お知らせ 2024.05.14

このほど、こども家庭庁が設置する「こども家庭審議会」の委員に、本会大学奨学生で、あしなが学生募金事務局の事務局長を務める大隅有紗さん(慶應義塾大学4年)が就任しました。

 

「こども家庭審議会」は、内閣総理大臣またはこども家庭庁長官の諮問に応じて、子どもの貧困や子育て、虐待などの子ども施策の方針などを審議する機関です。審議会の下には8つの部会が設置されており、大隅さんは、「こども家庭審議会」に加えて、「基本政策部会」と「こどもの貧困対策・ひとり親家庭支援部会」の委員にも任命されました。

 

※本会会長代行の村田治も、昨年7月から「こどもの貧困対策・ひとり親家庭支援部会」の委員を務めています。

 

5月9日、大隅さんは初仕事として、こども家庭庁で開かれた第12回基本政策部会に臨みました。会議の冒頭では、「6歳のときに父を亡くし、ずっと母子家庭で育ってきました。子どもの貧困やひとり親家庭の当事者という立場で、お役に立てたらと思います」と、委員就任にあたっての意気込みを語りました。

 

委員としての意気込みを語る大隅さん

 

この日の会議では、6月に政府が決定する「こどもまんなか実行計画2024」に向けた意見の取りまとめが行われました。「こどもまんなか実行計画2024」とは、2023年末に閣議決定された「こども大綱」に基づく具体的な施策をまとめるもので、その内容が来年度の関係府省庁の予算概算要求に反映されます。

 

提示された計画案に対して大隅さんは、「就学支援制度に関する指標について、周知状況だけでなく、実際に利用した人の割合を盛り込むべきでは」など、具体的な意見を述べました。

 

会議終了後、大隅さんは本会の取材に、「私の発言が政策に影響を与えると考えると身が引き締まる思いです。これから、遺児として、若者としての意見を、素直に発言していきたいと思います」と語りました。

 

インタビューに笑顔で答えてくれた大隅さん(こども家庭庁長官官房第二会議室前で)

 

◇◇◇

こども家庭庁のウェブサイトでは、会議のオンライン配信アーカイブ(YouTube)や配布資料等が公開されています。

投稿者

島田 北斗

小6で父を亡くした奨学生OB。「後輩遺児たちの人材育成に携わりたい」と2016年に新卒で入局。海外担当や関西エリア担当などを経て、2023年から2度目の神戸勤務。現在は学生寮「虹の心塾」、中四国エリア、広報を担当。学生たちと向き合う日々を送る。

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