とても暑い夏ですが、思い出に残る日々でありますように|あしながさんVOICE〈24年7月・8月版〉
今年の8月も、全国各地で「高校奨学生のつどい」が開催されました。奨学生のみなさんは、経験や気持ちを分かち合える仲間と出会えたでしょうか。自分自身の心と向き合い、将来について真剣に考え、普段の学校や家庭の生活だけでは体験できない密度の濃い時間を過ごせたようでしたら、私たち職員も嬉しく思います。
「つどい」を終えて日常に戻り、新たな夢や目標に向かって歩み始めるみなさんにぜひ届けたい、「あしながさん」からのメッセージをご紹介します。ぜひゆっくりお読みください。
※()内は表示希望名です。ウェブサイトでの公開許可をいただいたもののみ掲載しています。
日本の遺児もアフリカの遺児も、やりたいことを諦めず頑張って!
◆興味のあること好きなことをたくさん楽しんで学んで、できるだけいろんな経験をして、希望に満ちたこれからを過ごしてください(´?`)(´∀`*)ウフフ May you find happiness🌟 (かっぱさん)
◆人(他人)と比べたくなることもあるかもしれませんが、私はわたし、only oneの存在であることを忘れずに生き抜いてください!!(なりたん)
◆日本では物価があがり、生活が厳しくなってはいますが、やりたいことを諦めずに頑張ってくださいね!私も元奨学生でしたが、学生時代はあまり母への感謝ができませんでした。傲慢で世間知らずでした。昨年母を亡くして、もっともっと「ありがとう」と伝えておけばよかったと、後悔してばかりです。是非、頑張っている親御さんに、笑顔でありがとうを伝えてあげてね。(池田 春子)
◆[すずめの戸締まり]コラボCM・・・いいですね!これからもわずかですが支援していきます。頑張ってください。(佐藤 祐二)
◆厳しい時代です。その中での生活、勉強は大変だと思います。大したことは出来ませんが、少しでもお役にたてれば、嬉しいです。ユーモアを忘れずに、頑張って下さい。応援してます!(柴崎 京子)
◆遠いアフリカまではとても行けませんが、代わりに彼の地の子どもたちに未来への希望を届けてください。よろしくお願いします!(米谷 啓和)
◇◇◇
◆物価高など経済状況悪化のニュースを聞くたび、子供たちのことが頭をよぎります。時々しかご協力できていませんが、少しでもお力になれたらと思っています。若い時間を精一杯過ごされることを願っています。(匿名)
◆食べられる幸せを 学べる幸せを 今がある幸せを 笑い合える幸せを 感じたり叶えたり出来る日々であります様に。ちっちゃな町のちっちゃな家から願ってます。(匿名)
◆街頭募金をお見かけすることもあるのですが、勇気が出ないのでこちらから失礼いたします。みなさんのがんばりはきっと誰かの心に届いています。応援しています!(匿名)
◆誰かが人を助けて、助けられた人がまたできることで他の人を助ける。そんなことの積み重ねが世の中を良い方向に変えられればうれしいです。(匿名)
◆とても暑い夏ですが皆さんにとって思い出に残る日々でありますように。いつも応援しています!!(匿名)
国内奨学金のあしながさんより、奨学生のみなさんへ
◆自分には3人の子供がいます。1人は成人、あと2人は高校生になりました。あと何年かはお金がかかりますが、だんだんお金がかからなくなります。昔から街頭募金には少額でしたが積極的に募金して来ましたが、この度、継続して支援しようと思い立ちました。みなさんも我が子と同様、不自由少なく過ごせますように。(澤部 勉)
◆夏休みも終わりですね。2学期も勉強に、部活に、恋に貴重な時間をめいっぱい使ってください。(次郎)
◆私の娘達もあしなが育英会のおかげで大学進学し安定した職にも就けました。感謝の気持ちを後の方にもつなげたいと思い、わずかですが寄付させて頂きます。少しでもお役に立てれば幸いです。(佐藤 利恵)
◆会うことはないけれども、どこかに私が見守り応援できる子供がいるのは幸せなことです。楽しく優しく生きましょう!(のり)
◆志あるかたのお役に立てたら幸いです。(野中 一秀)
◆これからの道はみなさんの自由に作っていくことができます。その道が楽しいものになるように私達大人が支えていきますので、どうか毎日楽しく生きていって下さい。(弁護士 平田佐織)
◇◇◇
◆50円貯金が1万円貯まったので、少ないですが寄付します。機関誌を読むと私達も皆さんから情熱を頂いています。時々は休んで周りを眺めて、前を向いていきましょう。(匿名)
◆私も家が貧しかったですので、学生時代は苦労しましたが、皆様が希望に満ちた人生を送れますことをお祈りしております。(匿名)
◆高校生の時にあしながのつどいに参加をしたものです。今現在30歳になりますが、今でも忘れられない思い出です。学校では中々同じ境遇の人などおらず、親が亡くなったことを隠すように生活していました。このつどいに参加をしてから、自分だけではないんだ、そう思い、視野が広がったことを覚えてます。
私は一生懸命働く母親を見ていると、「進学したい」ということを伝えられずに就職しましたが、あの時勇気を出して大学へ行き、心理学や海外の大学でマインドフルネスなどを学べたらと後悔しています。ぜひ皆さんは後悔のないよう、やりたいこと、学びたいことを選択して、行動してみてください。(匿名)
あしながさんのやさしさが、遺児の学びと心を支えてくれています
街頭募金にご協力くださった方々、ウェブサイトや振込用紙、銀行送金などでご寄付くださった方々、定期継続のご寄付で支えて下さっている方々…。多くの方からのご寄付によって、「あしなが奨学金」はできています。人が人を想うやさしさと愛が詰まった奨学金で進学した遺児たちは、応援してくださるあしながさんからも多くのことを学び、成長しています。
卒業し社会に羽ばたいたOB・OGの言葉からも、あしながさんのやさしさが遺児の学びと心を支えていることがよくわかります。
>>>奨学生OB・OGメッセージ『希望のリレー』シリーズ
◇◇◇
学生のみなさんに知ってもらいたいこと
みなさんのことを、たくさんの「あしながさん」が応援してくれています
学生のみなさんは、春の学生募金で、多くの「あしながさん」に出会ったはずです。残暑見舞いや年賀状、卒業礼状のお返事をもらったことがある人もいるでしょう。しかし、お一人おひとりの「あしながさん」とゆっくり交流する機会はめったにありませんから、「どんな方なのかな?」「なぜ私たちを支えてくださるのだろう?」と不思議に思っている人も少なくないと思います。
この【あしながさんVOICE】シリーズを通して、普段は聞けないあしながさんの想いをお届けしていきます。みなさんの目に見えないところでも多くの方が応援してくださっていることを、いつでも思い出して、有意義な学校生活を過ごしてくださいね。
◇◇◇
あしながさんVOICE<24年春募金版>シリーズは、2024年7月から8月にウェブサイトからのご寄付とともに届いたメッセージの一部をご紹介しました。【あしながさんVOICE】に関するお問い合わせやメッセージは、寄付課までお気軽にお寄せください。学生からの残暑見舞いや年賀状へのお返事、本会宛てのお手紙なども随時お待ちしております。